
15日は十五夜お月さん
岸和田だんじり祭も今週末。
以前の職場。
病院の院長が15日付けで
退職ということで
緩和ケア病棟での
送別会に参加してきました。
院長と共に
緩和ケア病棟を作り上げてきた
師長の挨拶です。
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最初は細々と緩和に興味がある人が
集まりボランティアから始まった。
週1回、朝8時から
勉強会を始業時間ギリギリまで開き
そこから仕事時間内で
時間の枠を取れるようになり
緩和ケア委員会
緩和チーム
緩和ケア病棟開設に至った。
それは院長がすべて
支えてきてくれた事。
院長のおかげといっても過言ではない。
日の目も当たらないところから
少しずつ
少しずつ
少しずつ
コツコツと積み上げて
今があること。
患者・家族のケアはもちろんの事
「スタッフの心の緩和もしないといけないよ」
と教えてくれたこと。
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小さな行動・変化の積み重ねが
大きな変化に成長するのです。
そんな歴史があってのことで
想いがいっぱい伝わってきました。
院長の挨拶の返答に
小さな行動・変化の積み重ねが
大きな変化に成長するのです。
そんな歴史があってのことで
想いがいっぱい伝わってきました。
院長の挨拶の返答に
「何にもしてないよ」
「ええよーと言ってるだけで
進んできた」
これを自然に言えちゃうところが
職種限らず、スタッフ皆に愛される所以。

myトランペットで何曲も
演奏の贈り物してくれました。
その中の一曲
【OVER THE RAINBOW】
明日に架かる・明日に繋がる
意味はどうとでもとれるけど
院長の「ありがとう」の表現。

↑これは自分が退職の時。2年前。
これを自然に言えちゃうところが
職種限らず、スタッフ皆に愛される所以。

myトランペットで何曲も
演奏の贈り物してくれました。
その中の一曲
【OVER THE RAINBOW】
明日に架かる・明日に繋がる
意味はどうとでもとれるけど
院長の「ありがとう」の表現。

↑これは自分が退職の時。2年前。
わたしは緩和ケア病棟開設3・4 ヶ月後に
この病棟にきました。
自分が思っている
想像以上のものがありました。
皆、患者さんの為に
皆、患者さんの為に
どうにかこうにか
いろんな方法試してみる。
毎日毎日カンファレンス。
毎日毎日カンファレンス。
患者さんの本当の気持ちを
ひきだせてるのか?
どうすることがこの人にとって
幸せなのか?
患者さんと向き合うも
どうしようもない行き場のない想いを
ダイレクトにぶつけてこられたり
幸せなのか?
患者さんと向き合うも
どうしようもない行き場のない想いを
ダイレクトにぶつけてこられたり
看護って?
やさしさって?
なに?
試行錯誤の日々でした。
学生時以来の看護倫理の本。
「ナイチンゲール=看護覚え書き」
「トラベルビーの看護理論」
見かえしたりしました。
最期に
本人・家族にとって良かったと
思えることを
叶えてあげたい。
~しなければいけない。
と、思ってた時期もありました。
どれだけ自分なりに一生懸命しても
お別れがくる。
叶えてあげたい。
~しなければいけない。
と、思ってた時期もありました。
どれだけ自分なりに一生懸命しても
お別れがくる。
逝く人ばかり見たくない。
元気に帰っていく姿がみたい。
・・と
思ってた時期もありました。
今、考えると
いっぱいいっぱい。
色んな見方ができなくて
同じ方向からしか見ることができず
凝り固まってたのです。
でも、それだけ素直に真剣に一生懸命に
何かできることを!と模索していたのです。
そんな時期があったから
特別なことは何もしなくていい
特別なことは何もしなくていい
ただ声をかける
ただ側に居る
ただ触れる
ただ、それだけでも
相手の安らぎだったり
ただ側に居る
ただ触れる
ただ、それだけでも
相手の安らぎだったり
生きる力になったりするということが
肌で感じられるようになってきました。
そんな人生の終点に立ち会えることも
送り出すことができるのも
本当はとっても有り難いことだと
気づく事ができたのです。
『寄り添う』という言葉は
私はあまり好きではなく
肌で感じられるようになってきました。
そんな人生の終点に立ち会えることも
送り出すことができるのも
本当はとっても有り難いことだと
気づく事ができたのです。
『寄り添う』という言葉は
私はあまり好きではなく
看護の原点にふりかえれた場所であり
自分が選択して希望して異動した。
自分の本質
自分が求めていること
それは何か?
ここにきたから
現職、訪問看護ステーションで
働けてるのだなと思えました。
送別会は、改めて、客観的にみることで
自分が選択して希望して異動した。
自分の本質
自分が求めていること
それは何か?
ここにきたから
現職、訪問看護ステーションで
働けてるのだなと思えました。
送別会は、改めて、客観的にみることで
熱い想いを持った人達と働いていたんだな、と
いろんな事を再発見できる
あたたかい空間・時間でした。
やっぱり最後は人。
あたたかい空間・時間でした。
やっぱり最後は人。
「一旦ここでリセットして
もう一踏ん張りします」
・・と院長、話されていました。
感謝をこめて。
・・と院長、話されていました。
感謝をこめて。
ありがとうございました。
