こんにちは、ヒューマンライフケア採用担当です。

 

人の役に立ちたい、支えたいという思いから

人材、教育、介護業界も視野に入れて就職活動をされている方もいると思います。

ほかの業界と異なること

 

それははその方の人生で関わるタイミング

人生のクライマックスに向けた支援をすることではないかと思います。

 

認知症だから高齢者だからではなく

目の前にいる方をまず知ること

その方の尊厳を保持し接する

 

マザーテレサの二つの言葉があります。

 

「人間にとってもっとも悲しむべきことは、病気でも貧乏でもない。

自分はこの世に不要な人間だと思い込むことだ」

 

「人間生きることも大切ですが、死ぬこと、
それもよく死ぬことは、とても大切なことです」

 

なぜマザーテレサがこのように言ったのか?

 

ある方から「あなたのところでは、医薬品も人でも不足がち
だというのに、なぜ貴重なものを生きる見込みのある人々にではなく、

死が近い人々に与えるのですか?」と問われた

言外には、「無駄ではないか」という素朴な疑問があったと思います。

 

マザーテレサの答えは、はっきりしていた。

「人生の暗闇で生きていく意欲のなくなった人々が、

受けたことのない優しく、温かい手当てを受けた後

その時に彼らは例外なく『ありがとう』といって最後を迎えます。」


今際の際に感謝して最後を迎える。

そのために使われる薬も人手も、これ以上尊い使われ方はないのではないかと。

 

今までどんな人生であっても

一生の最後に"尊厳"を持って接することで

その人らしく最後を迎えることが出来たら途中の人生がどうであれ

幸せだったなと感じていただけるのではないでしょうか。

 

 

どんな仕事も誰かの役に立ち、素晴らしい仕事だと思います。

その中でも介護はその方の人生に直接関われる素晴らしい仕事です。

だからこそ大変なこともありますが、それ以上のやりがいやあたたかい気持ちになれます。

人との関わりが薄くなっている今、貴重でなくてはならないお仕事だと私は思います。

 

 

小野