こんにちは、ヒューマンンライフケア人事部の小野です。

 

最近、自然に触れる時間はありましたか??

 

ちょっと疲れがたまっているな・・・しんどいな・・・イライラしてしまうな・・・やる気がでないなど

特に季節の変わり目は精神的に心身のバランスを取ることが難しくなります。

そこでこのような状態を予防・治療するために良い方法が【日光浴】【自然と触れ合う】ことです。

 

日光を浴びると、私たちの脳内では「セロトニン」という神経伝達物質が分泌されます。
セロトニンは、精神の安定や安心感や平常心、頭の回転をよくして直観力を上げるなど、脳を活発に働かせる鍵となる脳内物質です。

特に、ストレスに対して効能があり、自らの体内で自然に生成されるもので、精神安定剤とよく似た分子構造をしています。

セロトニンが不足すると、慢性的ストレスや疲労、イライラ感、向上心の低下、仕事への意欲低下、協調性の欠如、うつ症状、不眠といった症状がみられます。そのため、日照時間が短くなると、日光を浴びる時間が減り、セロトニンの分泌が低下することが考えられます。

うつ病の一型に「季節性情動障害(SAD)」という疾患があり、これは別名「冬季うつ病」と呼ばれており、毎年冬になると抑うつ症状が出現する疾患です。

日光を浴びるタイミングとしては、起床直後から30分までが重要です。セロトニンは無限に増えるわけではないので、一日15分〜30分ほど日光に浴びることを意識すると良いと言われています。

 

また自然と触れ合うことで様々な効果が研究結果として報告されていました。

 

例えば・・・

緑が多い地域に住んでいる人は、ストレスホルモンとして知られているコルチゾールの量が少なく、彼らが自己申告したストレスは都市部で生活している人よりも少なかった。

自然の中を歩くことで、フラストレーションが減少する。そして、物事により没頭でき、頭がすっきりし、集中力と肯定的な感情を高めることができる。

注意欠陥・多動性障害(ADHD)の症状がある子供でも、屋外で遊ぶ時間が長い子供ほど、症状がひどくならず、集中力が発揮でき、リラックスして、機嫌もいいことがわかっています。

 

ただ、なかなか自然のあるところまで行けない、機会がないという方でもデスクに観葉植物や一輪挿しで花を置いたりするだけでも効果があるようです。

弊社の施設では以前から紹介しているように水耕栽培で一から育てたり、また先日訪問した泉大津の湯ではお庭で家庭菜園をしていました。

 

こんなバーベキューが出来そうなガーデンまでありました!

 

 

また私も家で緑やお花を・・・

 

実はこの苔テラリウムは私の父が今ハマっている趣味です(笑)

田舎なので、苔を見つけては採取して自分でアレンジしながら作っています。

小さなお庭や森のような可愛いインテリアにもなります。

 

百円ショップなどで器を買ってくるとすぐできるそうなので

良かったら皆さんも作ってみてください。

 

 

自然の力は偉大ですね。

 

小野