春陽麗和の季節となりました。
ヒューマンライフケア人事の小野です。
平成も残り1週間。
新年号の発表までは寂しい気持ちでしたが、
「令和」という素敵な年号の響きを聞き、
新しい時代を迎えることが楽しみと気持ちが変化していきました。
何かが終わる時は何かが始まる時
何かを失う時は何かを得た時
終ったり、失ったことばかりに意識が向くと
せっかく得たもの、始まったものにも気づかず失ってしまいます。
今日、最終選考に参加していた学生さんから
「利用者さんが亡くなり、悲しい気持ちからどのように立ち直りますか?
慣れたりするものなのでしょうか?」
と質問を受けました。
日本は海外に比べ特に死や終わること、失うことに対してネガティブな感情を
持つ方が比較的多く感じます。
個々で異なると思いますが、慣れるものではないですし、悲しい気持ちになります。
ただ悲しさだけではないです。
家族様から「ヒューマンさんでお世話になってよかった」
「お祖父ちゃんデイサービスに通うようになって笑顔が増えたの」
「明日もまたね」と利用者さんと笑顔で見送ることができたなど
最後まで利用者さんの笑顔が見れたこと
家族様からも感謝されることがあります。
もちろん、もっとこういうサポートが出来たかな
このような声掛けも必要だったかなと反省することもあります。
ただそれを次にどう活かすか
次に出逢う利用者さんへどのような支援ができるか
失うだけではなく、得たこともあり
またここから新たな介護サービス、支援が始まります。
これが採用コンセプトとしても掲げている
【人生のプロデューサー、ヒューマン。】です。
その方のこれからの人生を+にも-にも出来る。
大変な仕事?
それは人生をプロデュースするので、大変です!
ただそれ以上にやりがいや感謝、人のあたたか味を感じれる最高の仕事だと私は思います。
「私は自分の障害に感謝しています。
自分を見出し、
生涯の仕事に出会えたのも
この障害のおかげだからです」
ヘレン・ケラー