こんにちは、ヒューマンライフケアの小野です。

とても過ごしやす季節になり、空を見上げるととても落ち着います。

 

今日は運営課で稼働率の話がでていたので、お伝えします。

稼働率とは簡単にいうと定員数に対してのご利用者の割合の事です。

 

稼働率というと堅い印象を持つかもしれませんが、

要はご利用者に選ばれる事業所かどうかということです。

そのためには、まずケアマネージャーさん(以下、CM)との信頼関係を構築していくことが重要です。

 

利用者(家族)さんが喜んでくださる=CMも利用者さんを紹介しやすい

 

特に稼働率が高い施設からどういう取り組みをしているか教えていただきました。

 

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(事例1)認知症があり、当初デイサービスの利用が上手くいかなかった利用者様がいらっしゃいました。

「デイサービス」という言葉は禁句であり、健康診断にいこうと声かけをし、なんとか来所していただいておりました。

不穏なく利用できたことを報告した時、CMより本当に安心したとの言葉をいただいています。

何度か利用して下さるうちに、デイサービスを楽しいと感じてくださることができ、

朝早くから待ってくださるようになり、送迎時間を早めました。

最終的には提供時間の延長、機能訓練加算も取得もできました。

 

(事例2)癌末期であり、自宅での看取りを決めた利用者様の受け入れをしました。

いつ急変するかわからない状態の方であり、ヒューマンライフケア〇○の湯だからこそ、

依頼できると言ってくださいました。

自宅で利用されている訪問看護事業所との連携を図り、デイサービスでの急変時にも備えました。

結果的数回の利用となり、最後のデイサービス利用時から3日程で亡くなられましたが、

ご本人には、入浴時に気持ちよかったと喜んでいただき、CMからも

お世話になりましたとの言葉をいただいています。

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ターミナルケアは入所施設が多いですが、通所でも現在増えてきています。

最期をどこで迎えるか、信頼あってこその依頼だと思いました。

 

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他にも

イベント回数を増やしたり、体験の方が来られたら

しっかりと対応し、その日に家族様、ケアマネージャー様に報告。

 

6月ごろから誤嚥防止のための日々の食後の口腔ケアの促し強化や

7月からは熱中症対策としての水分摂取策で、各テーブルに麦茶を入れたサーバー

を配置し摂取を促してくるなど日々の健康管理を重視。

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当たり前の事を続けていく大切さ、

上手くいかないなと思った時は初心に返り一つ一つ丁寧にやること。

他の事業所のいいところをマネしてみるのも一つですね。

 

施設ではなかなか気づけない事を発信していくことが

運営課の役割でもあります。

他にも、経営管理室では日々数値の報告や、各事業所の成功事例などを

まとめて配信しています。

色んな部署に支えられて運営していることも忘れてはいけないですね。

 

 

最後に写真は2年目で近畿から関東へ飛び立った松田社員です!

ご自身で東京行きを決めました☆

新しい地での挑戦、応援しています。

 

小野