多くの方に囲まれて、幸せな時間となりました。
8年間続けた徳島マルシェも今回で最後となります。最初は、ロールケーキとお弁当から始まった徳島マルシェも、今日は季節のスイーツや、焼きそば、餡子商品等、本当に多くの商品が増えました。この8年間の時の中に、パティシエや飲食経験者を雇ったのではなく、すべて自前。障がいやハンディを抱えた彼らの力で得たものです。また、その力を発揮できたのは、服薬やよく見かける専門的な支援や知識ではなく、当たり前にあっぷるや彼らに吹き込まれる社会の風の力、いつも温かかく見守ってくださる樫谷さん、松浦さんやとっこさん始め、あっぷるを応援してくださる応援団の皆様、そして20年以上も見守ってくださり「アートクラブ」をはじめ、最後には無料で似顔絵を描いてくださった、イラストレーター西山きんこさん、また、多くの方々がのお力添えがあって、彼らの力が発揮できたのだと思います。心から御礼申し上げます。
そして何より、傘を差しながら販売をした雨の日も、飛ばされるポップと追いかけっこした風の日も、白い息を手に当てた寒い日も、滝のように流れる汗をぬぐった暑い日も、さまざまな季節を感じ、通りすぎていく時と並ぶように懸命に作り続け、販売した彼らの頑張りに敬意を表したいと思います。お疲れさまでした。
満を持して、今年10月、新しい場所、さらに皆の夢が叶う場所に向かいたいと思います。行うことは何一つ変わりません。また、皆に会いに来てください。