先の2月7日は、「北方領土の日」でした。


1855年(安政元年)に日本と帝政ロシアとの間で国境の取り決めが行われ、日露和親条約が結ばれた日を記念したものです。


この日、何者かがロシアの国旗を汚したそうです。


いかなる理由があるにせよ、国家の象徴たる国旗を汚すことは許せません。


しかし、です。


ロシア政府は、日本政府に対し、その犯人を捜し出して処罰せよ、と公式に求めてきました。


だから何かする、であっても何もしない、というのでは、日本の国家たる存在が揺らぎます。


日本政府は、事実関係を正確に把握し、そのうえで、国内法に則り、清々と、粛々と物事を進めるべきです。