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日本のロケットも産業化されつつあります。
そのロケット、ハードだけを作り終えて、そのまま発射台に設置することはあるのでしょうか?
もちろん、燃料を入れない、入れ忘れる、ということはありません。
ロケットそのものを組み立て終え、燃料を入れ、いざ、発射台へ、と当然に行われます。
今朝ほど、衆議院で強行採決、通過した、11年度予算。
しかし、審議すらしていない予算執行のための関係法案は、後回し。
赤字国債発行すらできない状態。
つまり、財源手当てが出来ていない予算なのです。
あたかも、ロケットを組み立て、燃料の注入は後回しにし、そのロケットを発射台に設置したかのような行為です。
科学の世界でも、政治の世界でも、あり得ないことをやって、果たして「国民生活のため」と胸を張る向きはあるのでしょうか。
それが民主党率いる現政権なのです・・・
妙な法則・傾向に気が付きました。
第一、立派な政治をやっていれば、皆の関心は、政治に向きます。
第二、そこそこの政治をやっていれば、皆の関心は、政治から離れます。
第三、全く駄目な政治をやっていれば、皆の関心は、政治に向きます。
特に、第三は、危機感の表れで、今がまさにそうです。
国際教養大学で、学生たちとこの2カ月、まじめに、かつ、楽しく議論してきた「成果」です---
政治について語るのがはばかられるような時代世相です。
他方、各地域では、来る地方選に向けて、着々と準備を整えているようです。
一体、候補者は、何を語ればいいのでしょうか?
我が国の、我が地方のあり方、行く末・・・?
自らの思想信条、理念哲学・・・?
本当に難しい時代です。
内部クーデター ――
中東地域では、エジプトの余波が周辺諸国に及んでいます。
権力の座にあるものは必死に抵抗を続けます。
しかし、遅かれ早かれ、大衆の力には屈してしまうようです。
我が国でも、政府民主党内では、さながら内部クーデターの状況です。
ここだけは、歴史、世の流れとは全く無縁で、権力の座は維持されるのでしょうか・・・
昨今の「国民置いてけぼり」の政治は、一体、何に起因するのでしょう。
国民が選んだ政治家が悪いから?
その政治家を選んだ国民が悪いから?
こんな堂々巡りを考えても埒は明きません。
それでは、どうすれば、こうした状況を打破できるのでしょう?
それは、「正気」を取り戻すこと。
それしかありません。
政治家も、国民も、です。
目覚めるしかないのです ―――
子供たちにツケを残すだけの子供手当などのバラマキは正しくないことを。
我が国が将来におよび尊敬され、責任ある第一級国家として国際社会において名誉ある地位を占めるためには自立しかないことを。
自分さえよければ、との姿勢を取り除き、みんなのために、貧者の一灯を掲げようとひとりひとりが立ち上がることを。
ニュージーランドで発生した大地震。
多くの犠牲者が出ている模様です。
特に、地震で倒壊した建物の中に、語学学校がありました。
中に、日本から語学研修で渡った方々があつまっていたようで、30名近くが行方不明になっています。
「72時間」(=24時間×3日)という、生存率が極端に低下する壁も言われています。
一日も早い救出が望まれます。
政府は、一時、政府専用機を、行方不明になっている方々のご家族に提供する、といった「思いつき」を公言。
これに対して、管轄する防衛省が「外務省からの要請はない」ことを理由にモタモタ。
結局、政府専用機は60名前後の救出援助隊を乗せて飛び立ちました。
ご家族は、一時期待したものの、民間機で出発、ということに。
いらだちはいかほどでしょう ―――
まずは、無事を祈るだけです。
駐露日本大使・河野雅治氏。
母国の菅首相から、名前すら覚えてもらっていないようで・・・
先のメドベイジェフ露大統領の北方領土視察に際し、菅首相は「まず話を聴きたいので大使を一時帰国させる」と説明した、と報じられていたのに。
かわいそう・・・
情けない・・・