ムバラク大統領の退陣を求める国民のムーブメントは止まりそうにもありません。


最大の特徴は、インターネットを通じた情報を基に国民が動き始めたことです。


従って、反対勢力・反体制勢力の「リーダー」がいません。


orderly transitionを求めだした米国とて、次のリーダーがイスラム過激派と通じるような勢力が実権を握ることになれば、情勢は一気に緊迫化するでしょう。


スエズ運河を通じて欧州物資に頼る我が国も、利害は一致します。


決して、対岸の火事ではありません。