「たちあがれ日本の与謝野馨共同代表は13日、

内閣改造に合わせて政府の要職に就くため離党する意向を固めた。

同日午前にも離党届を提出する。同氏の周辺が明らかにした。」


本日配信の時事通信社の報です。


びっくりするとともに、がっかりしました――


与謝野氏は、もともと財政再建派。

私よりも20年も先輩、そのしっかりとした考え方に共感し、また尊敬もしておりました。


同氏は、菅総理率いる民主党とたちあがれ日本の連携の話を牽引し、結果、破談となりました。


その動きまでは、本音では、「あり得ないでしょ!」と思っていました。

が、百歩譲って、「いろいろあるなぁ~」と。


しかし、その論功なのか、それとも破談の際の担保としての閣僚ポストだったのかは分かりませんが、今度は、立ち上がれ日本を脱藩して民主閣僚に、と・・・


与謝野さん、あの崇高な理念はどこに行ったのですか?

あのしっかりとした財政再建論はどこに行ったのですか?


自民党時代に中枢の中枢にいた与謝野氏がこれだから、国民の、政治に対する信頼がますます薄れていくのです。


今回の与謝野氏の行動は、一人の政治家として以上に、罪深いものです。