だって ずっと 楽しいことが 明日は待っている | くにおDiary

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長崎のアイドルヲタクがダラダラと綴るブログです

10年と半年前の2013年11月2日。

僕の身体は、当時ホークスタウンモールにあったHKT48劇場にありました。

 

当時、チームHが「博多レジェンド」公演、研究生が「Partyが始まるよ」公演を実施していた中で、この日から始まったのが、チームの垣根を超えた混合チーム、いわゆるひまわり組による「パジャマドライブ」公演でした。

 

その日、僕は初日公演のロビー鑑賞に行った際のブログ記事を執筆していますが、その記事を見返す限り、どうやら初日のメンバーは当日発表のサプライズだったようです。

『パジャドラ初日…?いや、まだ…』今日はロビ鑑のために、パジャドラ初日公演を見に行きました昨日1年ぶりに髪を切ったという下野さんこれは出演フラグかと胸を踊らせながら、劇場へ向かいました幕が開い…リンクameblo.jp

 

 

そんな初日公演はメンバーの人選にモヤモヤを残したものの、その後しばらくは足繁く「パジャマドライブ」公演にも足を運ぶことになったのでした。

 

ところが、大学の活動が忙しくなる中でヲタク熱が冷めていったり、あるいは他の箱に流れたりして、HKT48から距離を置いていたその間に、いつの間にか「パジャマドライブ」公演は千秋楽を迎えて演目が変わり、そしてまた知らぬ間に後継の「ただいま、恋愛中」公演も終わって、再び「パジャマドライブ」公演が復活していたのでした。

 

途中ブランクがあったとはいえ、10年以上見守ってきたHKT48ひまわり組の「パジャマドライブ」公演。

このブログにレポもたくさん残してきました。

思い返せば、いろんな思い出が蘇ります。

 

 

そんな「パジャマドライブ」公演が、再び千秋楽を迎えようとしています。

願わくば、その千秋楽公演は現地で見納めたいと思っていましたが、仕事の繁忙期にちょうどぶつかりその願いは叶いそうにありません。

 

というわけで、今日の公演こそが、僕にとっては千秋楽。

最後の「パジャマドライブ」公演となりました。

千秋楽が近付くにつれて、いろんなメンバーが新しいユニットに挑戦する機会が増えた「パジャマドライブ」公演。

 

そんな中で、くるたんもXの投稿で新しいユニットへの登板を匂わせてきました。

くるたんが何のユニットに登場するのか、ワクワクしながら劇場へ到着。

 

今日の座席は215番。下手側の壁とほぼお友達です。

最近壁とお友達が多い。

 

まぁ、後ろの方が声は出しやすいしな。

最後のパジャドラだし、存分に楽しんで帰ろうと意気込んで、いざ開演。

 

 

親の説教よりも聞いた、最初の円陣の掛け声。

そして続けて「初日」から始まるこの前半曲パートが、個人的にはこの公演のすでにハイライトです。

 

「初日」のサビでフリコピできるのも最後。

「必殺テレポート」で大声で「見てるよー!」と言えるのも最後。

「ご機嫌ななめなマーメイド」から「2人乗りの自転車」のフリフリの衣装を見られるのも最後。

 

しっかり目に焼き付け、しっかり声を出し、しっかり踊って、もう思い残すことのないように、この空間に浸り切りました。

 

 

前半曲パートが終わって自己紹介MCへ。テーマは「自慢したいこと」とのことです。

 

 

くるたんは最近ユニバに行ったこと。

 

大学のお友達とお出かけしたらしく、今まで福岡に友達がいなかったくるたんにとっては、陽キャへの道を踏み出せたことが嬉しかったそう。

きっとくるたんが陰キャなんじゃなくて、高嶺の花子さんすぎるんだよな……

 

 

かれんれんは、鈴雅ちゃんへのお誕生日おめでとうのメッセージが一番乗りだったそう。

メンバーへのおめでとうメッセージの早さは、かれんれんと結菜がいつも競ってるイメージがあります。

まぁ結菜は、メッセージを自動化してたというまさかのカミングアウトもあったけどね。あれは面白かったなぁ

 

 

ざわちは「今日の髪型」とのことで。

見ると確かにいつもと雰囲気が違って、ショートボブ風の髪型になっています。

ざわちショートも似合うかもしれない、可愛いなぁ

 

 

凜咲ちゃんは、ジャージを着てコンビニに行ったら中学生から同じ学年だと思われて話しかけられたそう。

19歳なのに中学生に見間違えられることが自慢できることかどうかはさておいて、凜咲ちゃんのバブみ溢れるエピソードがまた一つ増えました。本当にかぁいいねぇ~

 

 

 

ユニットパートへ。

「天使のしっぽ」では、ふじここが初登板。

ユニット初っ端から「おっ」と思わせる展開に。

緊張をあまり感じさせずに淡々とこなす、ふじここらしい「天使のしっぽ」でした。

普段しないような、珍しいツインテールの髪型も相まって可愛かったです。

 

 

「パジャマドライブ」は、かれんれん、伊桜莉ちゃん、くりな。

 

先輩ふたりをバックにセンターで堂々と踊るかれんれんのカッコよさたるや。

ダンスもキレがあって上手くて、さすがはLit charm。

 

 

「純情主義」は、ここちゃん、梨果ちゃん、ざわち。

このユニットで登板するここちゃんを見たのは初めてです。

柔らかくもキビキビとした、静と動のはっきりとしたパフォーマンス。やはりここちゃんのダンスには目を惹かれます。

 

またざわちの「純情主義」はこの前見たばかりでしたが、髪型のせいか、その時とはまた違う雰囲気を見せつけてくれましたし、最近このユニットに出る機会が増えた梨果ちゃんも、大人っぽい雰囲気が出ていて、6期生3人によるこのユニットも大変見応えがありました。

 

 

続いて「てもでもの涙」

まさに今日の公演のハイライト。

 

ユニットを匂わせていたくるたんがこのユニットに登板。

そしてペアを組むのはえれたん。仲良しコンビの「えれくる」による「てもでもの涙」でした。

「第1期パジャマドライブ」公演をやっていた時代からグループに在席しているえれたんですが、意外にもこのユニットは初めてだったとのことで。もちろんくるたんも初めてです。

お互い初めて同士のてもでもでしたが、えれたんの安定感のあるパフォーマンスと歌、そしてくるたんの少し緊張感が伝わってきながらも、曲の世界観にマッチした儚さに満ちた雰囲気。

 

「パジャマドライブ」公演が終わる前にこんな素晴らしいものが見られたのは本当によかった。

 

 

「鏡の中のジャンヌ・ダルク」では鈴雅ちゃんが初登板。

しかも旗を担いでセンターで登場。これは圧倒される迫力。

 

阿紀ちゃんに勝るとも劣らない、クセの強いパフォーマンスは、まさに鈴雅ちゃんにしか出せない空気感を作り出していました。

 

 

 

ユニット明けMCへ。

 

自己紹介MCでは、自慢したいことがたくさんあると言っていた鈴雅ちゃん。

根っからのゲーマーな鈴雅ちゃんは、レーシングゲームが大得意でグループ内のどのメンバーにも負けたことがないのが自慢だそうです。

 

そんな鈴雅ちゃんに勝負を挑もうとするはんちゃか、かつてメンバー内でもひときわゲームが強かったさやまる、さらに場内のヲタクにさえも「絶対負けない」と負けん気の強い鈴雅ちゃんがただひたすらに喋り倒して、このMCは終わりました。

 

喋り出すと止まらなくなって、子どもっぽい意地っ張りなところが出てくるのも鈴雅ちゃんらしくて好きです。

 

 

 

中盤曲パートへ。

 

今日の「Two years later」の歌い出しは伊桜莉ちゃんでした。

イレギュラーのメンバーによる歌い出しでしっかりコールできるとちょっと嬉しいよね。

 

今日は座席が遠かったこともあり、全体を俯瞰して見ていた中盤曲パート。

TYLに続いて「命の使い道」「キスして損しちゃった」とセットリストは進みますが、それぞれの曲によって、また同じ曲でもメンバーによって、さまざまな違った表現の仕方が見られたのもこの中盤曲パートの楽しみのひとつでした。

 

 

 

前半MCでの話題は、今日初めて「天使のしっぽ」に登板したふじここの話。

 

このユニットをするにあたって髪型を同期に相談したところ、ツインテールの希望が多かったらしく、挙句の果てにはメンバーから「絶対にツインテール!」と説教されるまであったそう。

 

しかし本人はそんなにツインテールが乗り気じゃなかったらしく、ふじここのツインテールは今日で見納めだそうです。

可愛かったのでまたどこかで見られるといいな。

 

 

続く陽彩からは、凜咲ちゃんに対するクレームが。

どうやら凜咲ちゃんは、会話の返答が適当なことが多いらしく、以前陽彩が、最近アレンジを加えている凜咲ちゃんの前髪をほめたところ、凜咲ちゃんから「陽彩も最近前髪あげてて可愛い」と褒め返されたそうです。

 

ところが、陽彩が前髪をあげるヘアアレンジをしたことはないそうで……適当に返事していることが思わぬ形でバレてしまいました。

 

凜咲ちゃんの弁明によると、褒められたらすぐ褒め返したくなっちゃってあまり考えずに言葉を言っちゃうんだって。いい子なんだね。可愛いね。

 

 

 

後半MCへでは、さっそくえれくるの「てもでもの涙」の話題へ。

 

歌唱力に定評のあるふたりということで、楽屋で歌っている時にはハモりながらてもでもを歌っていたそうです。

 

ただ実際に「てもでもの涙」にハモるパートはなく、くるたんは、本番でえれたんがハモってこないかビビっていたそう。

なるほど、あの緊張感にはそういう意味もあったのか……⁇

 

 

そんな仲良しなえれくるのふたりですが、最近くるたんにちょっと傷付けられた出来事があるというえれたん。

 

くるたんに、ちょっと長い説明をしている最中、少しえれたんが考え込んで黙ってしまう時間があると、それを待ちきれなくなったくるたんから「あ、もういいです」と、話をぶった切られるのが地味に傷付くそうで。

 

くるたんとしては気を遣ってるみたいだったけど、遠慮がないという点ではある意味心を開ききるほど仲良しということで。いいよね?

 

 

 

本編最後の「僕の桜」

 

この曲だけでしか見られない、制服風の衣装が可愛くて好きでした。

衣装と同時に歌詞の内容も含めて、この「パジャマドライブ」公演が、学生メンバーなどの若いメンバーに特に似合うような公演なんだなだということも改めて認識します。

 

 

 

公演はアンコールへ。

 

「よっしゃーHKT!」から「水夫は嵐に夢を見る」へ移っていくとき、メンバーによって表情が変わるタイミングが違うんですよね。

 

ステージが暗転して緩やかに表情を変えていくメンバーもいれば、水夫のイントロが流れてもしばらく笑顔なままで、踊り出すと同時に表情を引き締めるメンバーもいます。

 

メンバーそれぞれの違った表現の仕方を垣間見ることができる時間でした。

 

 

最後は「白いシャツ」で元気に手を振って、公演は終演。

 

ざわちがアンコール以降に出てこれなかったのが少し心配になりましたが、最後の「パジャマドライブ」公演は悔いなく余すことなく楽しんで終われたと思います。

 

思い入れも深くて大好きな公演だったので、個人的には一生「パジャマドライブ」公演でもいいとさえ思っていましたが、少しマンネリ化していたのも確かな事実。

 

7期生も加入したこのタイミングでの公演切り替えは、グループに新しい風を吹かせるベストなタイミングだと思いますし、これからHKT48がさらに魅力的なグループになっていくために必要な、新たなパーツだと考えることにします。

 


「だって ずっと 楽しいことが 明日は待っている」


この公演が終わってしまうことは本当に寂しいですが、新しく始まる「逆上がり」公演も、これまでに負けないくらい、楽しい思い出がいっぱい溢れる公演になると信じています。


 

「パジャマドライブ」公演はお下がり公演ではありましたが、HKT48のオリジナリティが遺憾なく発揮されていた存在感のある公演でした。

 

新しく始まる「逆上がり」公演でも、オリジナルをリスペクトしつつも同時にオリジナリティに溢れた、HKT48にしかできない「逆上がり」公演を作り上げていくことを期待しています。