毎年、桜が咲くころになると、必ず会いたくなる。

風早くんと爽子ちゃんに。

 

昨年はいつも以上に会いに行く回数が

多くなってしまった年でしたが、

今年もまた、桜が咲き始めたら、

またこの季節が来たな、って、

やっぱり、例年通り、

今年も会いたくなった。

 

入学式の日、桜の木の下で不自然に道に迷う風早くん。

まるで、あの2人の運命が、ずっと前から決まっていたかのように。

本質をとらえ、自分に正直に生きる風早くんが好き。

風早くんを憧れ、尊敬の目で眺めるピュアな爽子ちゃんが好き。

 

周りの目なんて関係ない、

っていうか、間違ったことなんてしていないし、

恥ずかしいことなんてしていないし、

堂々とするべきだし、

周りからの湾曲した圧力のせいで、

堂々とすべきことを遠慮してしまうなんておかしなこと。

 

他人に合わせて生きることで、自分の株を上げるとか、

あの子と一緒にいることが恥ずかしいとか、

あの子と一緒にいると、自分の株が下がるとか、

株が上がるとか下がるとかいう考え自体がおかしなこと。

 

社会って理不尽で、

大体のことは、偏見や差別や、

幼稚でバカバカしいことの押し付け合いで、

それがものすごく幼稚なことだってわかっているのに、

自分に正直に堂々としていたいと思っていても、

圧力が大きすぎて、それに押しつぶされて、

結局自分を殺して生きてしまう。

でも、やっぱり、そんな弱っちい自分に腹が立ち、

もどかしくなる。

他人に合わせて生きていた学生時代。

「友達の輪」というものに入っているふりをして、

友達のふりをした他人に合わせ、

自分を殺して生きていた。

友達の輪を仕切る人間の都合のいいように利用され、

タバコ代とか昼食代とか、なぜ私が払わなきゃいけない。

金を貸せとせびられ、返してと言っても、逆切れされる。

こんなやつらと友達のふりをしている自分が情けなく、

それと同時に、そこから抜け出す勇気のない自分に嫌気がさしていた。

 

ものすごく違和感を覚えていたあの頃、

この作品を観て、

人気者の風早くんが、

偏見や差別という社会の固定概念に惑わされず、

そんな幼稚な考え方は相手にしないで、

周りの目とか圧力に惑わされず、

しっかりと本質をとらえ、

自分に正直に、堂々と、

自分の信念を貫く姿を見て、

ものすごく勇気をもらったのを覚えている。

 

自分がいいと思ったものはいいし、

おかしいと思ったものはおかしいし、

好きだと思った人は好きだし、

そんな自分の信念を、他人に指図されたり、

否定されたり、邪魔される必要なんてなくて、

自分に正直に生きたらいいんだよね。

 

で、「君に届け」を見ると、

必ずそれに連動して、ローラが頭に浮かぶ。

 

初めてキンキーブーツを観た時、

雷に打たれたような感覚に陥り、

一言じゃ言葉にならない衝撃を受けたと言っていた彼。

キンキーブーツの6ステップは、

彼がなぜ、言葉にならないほどの衝撃を受けたのかを

物語っているような気がする。


1. Pursue the truth. 真実を追いかけること。
2. Learn something new. 新しいことを学ぶこと。
3. Accept yourself and you'll accept others, too.
   自分を受け入れ、他人も受け入れること。
4. Let love shine. 愛を輝かせること。
5. Let pride be your guide. 信念に従うこと。
6. You change the world when you change your mind.
   自分が変われば、世界が変わる。

 

「君に届け」と「キンキーブーツ」は、

私の中では、彼が最も輝いていた作品。

「つか、俺、そんなに爽やかじゃねーよ。」

って、君が爽やかじゃなかったら、

爽やかっていう定義はいったい何なんだ。笑

爽やかすぎるほどに、爽やかです。

爽やかからできている、爽やか君。

 

春馬くんがPRで、

幅広い世代の人たちに楽しんでもらえる映画になっていると思う。

って言っていたけど、

毎年、春になって桜が咲くと、

桜に呼ばれるようにここに戻ってくる私は、

来年も、再来年も、ずーっと、

おばあちゃんになっても、

毎年必ず観ていると思うよ。

 

ここ数日、就寝前のストレッチの時に、

腕のトレーニング代わりにI pad を持ち上げながら、

毎晩毎晩、細切れだけど「君に届け」を観ていた。

 

「I padを持ち上げて、毎日何を観てるの?」と夫。

私「え?えっと~、、、、、、多部ちゃんの出てる映画。」

夫「どーせ、春馬も出てるんだろ?」

私「だって~、多部ちゃんと春馬くんは、いつも一緒に出てるんだもん!」

夫「いつもいつも、春馬、春馬、って、そんな春馬ばっかりだと、

  春馬が憎たらしいわ!そんなにどこがいいんだよ!」

私「、、、( ̄∇ ̄;)ハッハッハ。

  (ぜんぶ)、、、、、、、、、、、、、、、、、、」

 

やきもち?

ですかね笑

夫よ、(m´・ω・`)m ゴメン…

 

夫がいても、

夢はいつも見ていたいのです。

憧れ続けたいのです。スミマセン。