――最初の企画書の段階では、どこまで決まっていたんですか?
「性交渉の経験がない人が強制入学させられる学校があって、生徒は経験したら卒業する、というところは決まっていました。そこから、この突飛な設定をどうやって現実になじませていくのか。なじませ過ぎてもつまらないんじゃないのか。そのためにはどういう人物設定がいいのか。校則とか授業内容とか、学校の設定はどうするのか。そういったことを少しずつ決めていきました」
オトナ高校。
口コミを見ていると、★4/5つぐらい付いていて、
一定数のファンがいるドラマのようなので、
その方たちに申し訳ないので先に言っておくけど、
あくまでも私の超個人的な意見。
あるいは偏見と言ってもいいかもしれない。
このドラマのファンの方たちが気分を悪くするかもしれないので、
すみません。と先に謝っておく。
スマステーションの後釜として登場した下ネタ満載のドラマ。
彼が出ているからと、オンエア時に第一話を観たんだけど、
私にとっては見るに堪えがたいドラマで、第一話かぎりで離脱した。
下ネタがこっぱずかしいを通り越し、ため息が出る次元。
きれいな顔をした人たちに、思う存分下ネタを言わせてる裏方陣たちは、
視聴者が喜ぶというよりかはむしろ、自分たちの欲求を満たすためなのか?
というレベル。
別にSEXぐらいの言葉、どーってことないよ、深夜枠だしさ。
だけど、なんていうか、俳優たちが全く躊躇せずSEXと言うのを、
視聴者が喜ぶ、視聴者が求めてると思ってるのかな?というかんじ。
勘違いじゃない?(って、ほんと私の超自己中な意見だけどね。)
自分のことを彼のファンだとか言ってしまうと、
なんとなく、ひとりよがりなかんじもするので、
「自分と同年代の中で、世界一尊敬している人。」
ずーっと前から、私は彼のことはそう思っている。
同時進行で、ジャニーズも好きだったよ。
ジャニーズは、キャーキャー♡ってかんじで、
アイドルとして好きだった。
コンサートも何度も行ったし。
逆に、彼には、一度も会ったことはない。
会いに行こうとは思わなかった。というか、会ってしまってはだめだと思っていた。
なんていうか、コンサートへ行ってアイドルに気軽に会いに行くのとは違って、
簡単に届かない存在の距離感を保って、尊敬する人として見ていたかった。
ただ、スクリーンを通して観ているだけで満足で。
同年代なのにこんなにしっかりしていて、何においても完璧で、とにかくきれい。
男の人として、というのはもちろんだけど、それだけではなく、人として。
だから、私の場合の彼の捉え方は、アイドルとは違って、
彼が出ている番組は食いっぱぐれなく観るとかそういうかんじではなく、
彼がその役を演じるから、そのドラマを観たい、というかんじで彼を見ていた。
オトナ高校は、オンエアの時に1話を見て、
なんていうか、自分の中で許せないというか、消化できなかったというか、
彼に演じてほしい役ではなかったんだよね。
自分の理想に単に一致しなかっただけ。
彼の作品の中で私がいちばん好きなのは、「君に届け」だから、
英人は私の中の彼のイメージにそぐわなかったっていう、ただそれだけ。
この作品から彼の魅力に気付いた人もいると思うし、
彼のようなイケメンがこういうへなちょこな役を演じたギャップに惹かれた人もいると思うし、
どこから彼に魅力を感じたかなんて、そんなのは人それぞれだから、
これはほんとにあくまでも私個人的な勝手な意見。
で、オンエア時には1話でギブアップしたんだけど、
最近、暗いドラマばかり観てて、気が滅入っていたから、
逆にこのタイミングに観るのもありかな、って思って、観てみた。
1話を観たけど、やっぱりビミョー。
続けて2話を観る気はなれず、ちょっと寄り道して、「Tourist」を見て、
再び戻り、やっぱり寄り道して、「君に届け」を見て。
でも、ドラマを最後まで観てみたら、何か得られるものがあるかもしれない。
心のどこかでそんな期待を抱きながら、再び戻ってきて、
あまりのめりこめず、ダラダラと時間をかけたけど、一応、最終話まで見た。
感想は、
やっぱり、私には好きになれないドラマだ。
まず、話にのめりこめない。
必要以上の下ネタ(それがこのドラマの売りだったんだと思うが、、、)が逆効果で、
俳優たちが哀れに見えてしまう。
そして、そういうふうに冷静に観てしまう自分が、次第にイヤになる。
ストーリーが、とにかく雑。
いろいろ枝分かれする話の、その枝は伸びずに、先に花を咲かせるわけでもなく、
いつの間にか、知らないうちにむしり取られてるってかんじで、
至る所の話が中途半端でツッコミどころが多すぎる。
ニューヨーク行きの話も、なんとなく中途半端。
彼らの航空券は一体どうなったんだよ?
そんなギリギリまで、航空券を確保してくれて、
結局行けずに航空券代をのんでくれる会社って、、、実際ないだろうよ。
代わりに行ったやつの航空券は、一体いつ取ったんだよ?とか、
ついつい突っ込んでしまう。。。
ストーリーが雑で、台本が超未完成すぎて、
でも、次第につっこむのもめんどくさくなり、もうええわ、ってかんじ。
オープニングも、彼一人が軽快に踊ってるだけで、
周りはダンサー?じっくりスローで観てみたけど、私の知らない人たち。
共演者は一人も一緒にダンスしていない。
最後に顔を出すだけ。
彼に急いで帰国させて、急いで撮ったのかな?というかんじのオープニング。
実社会を映し出しているのかと思いきや、
ストーリーにはあまり現実味はなく、フィクションの中のフィクションというかんじ。
かと言って、ファンタジーとは決して言えない。ファンタジーのようなワクワク感はない。
だけど、日本政府は「第二義務教育法案」を打ち出したとか、
下ネタ満載ドラマに日本政府とか使っちゃって、
いいんかな?ちょっと、おふざけがすぎてるんじゃない?ってかんじだし。
で、結局、このドラマは何のためのドラマだったのか?
このドラマ、少子化とは一切関係なかったね。
ほんとうに、何を言いたかったドラマなのか?
スマステが急に終わって、埋め合わせのために焦ったのか、
ほんとよく分からないけど、それにしても、内容がチープすぎるドラマ。
そのドラマに一流俳優たちを無駄遣い。
なんなら、男前のお笑い芸人を使ったほうがよっぽど視聴率上がったんじゃないか。
田村亮ちゃんとか、かっこいいし、英人役にちょうどいいと思う。
全員お笑い芸人だったら、ふつうにおもしろい内容になったと思うのに、
まじめな俳優たちを無駄遣いしたおかげで、
真剣に取り組む俳優たちが、ただただかわいそうに見えてしまった。
一流俳優たちを使って、彼らに下ネタ言わせておけば、視聴率取れるとか思ってるなら、
それ、完全に間違ってるから。
実際、平均視聴率3.32%。
留学を中止して帰国させられ、この視聴率って、何のために帰ってきたんだか、
仕事だと割り切らないと、失望してしまうよね。
こんなふうに俳優を無駄遣いしないでほしいかった。
適材適所っていう言葉をしっかり考えてほしかった。
餅は餅屋。
コメディーはコメディアンに。
このドラマの配役、私には全く馴染んでこなかった。
彼に限らず、メイサちゃんも、他の俳優さんも全員、
それぞれの役にそぐわない。
メイサちゃん、はっきり言って、ママだしね。
なぜ、処女役に彼女を選んじゃったのか、よくわからない。
いくら役だと言っても、現実が少なからずチラついちゃうよ。
奥さんがこんな役をさせられてて、ご主人さんはどんな気持ちだったんだろう。
そもそも、ドラマを観ない、観たくないかもしれないけどさ。
子守、誰がやってたんだよ。
こんなことにママを取られちゃって、子供もかわいそうに。
美人の一流の俳優さんたちを、このドラマに使うのはもったいない。
自分の中で、彼らが役にそぐわないと決めてしまっているせいで、
どうしても、役と俳優さんたちの統一感が見いだせなくて、
役名も、チェリートとか、スペアとか、侮辱?ってかんじだし、
私にはどうしても、彼をチェリートというあだ名で見られないし、
彼女をスペアというあだ名で見たくないし。
はっきり言って、彼がSEXと連発してても、ローラで慣れてるし、何とも思わない。
むしろ、彼は、ローラのノリで演じていたんじゃないかと思うほど、
何話か見ているうちに、私には彼がだんだんローラに見えてきたよ。
素でこの役を演じるのは、なかなかしんどいのではないか。
むしろ、ローラが乗り移ってくれた方が、我を忘れて開放的に演じられたのではないかと思う。
そもそも、童貞とか処女とか、なんだよ!ってかんじだし、
そもそも、童貞とか処女が悪いみたいなドラマのテーマに腹が立つし、
高学歴は童貞、処女率が高いと言いたいのか?
それは侮辱だと思うし、それよりも、今まで誰かのことを好きになったことなくて、
セフレがいっぱいいるさくらちゃんのほうが、よほど問題だと思うけど、
それはそんなに触れないし。意味が分からん。
彼氏に童貞だと告白されても、女性は困るでしょうよ。
そんなことは告白することでもされることでもないことで、
誰だって初めはそうなんだから、ひとつも恥ずかしいことではないわけで、
それを恥ずかしいことのように扱ってしまったこのドラマは、
一体何なんだ?何をしたかったんだ?
彼が出てるから擁護するとか、そういうつもりはない。
いくら素晴らしい俳優陣を使っても、台本が糞ならどうにもならないってこと。
テーマがおかしいでしょ。
侮辱。というテーマのドラマだったのか?
そんなドラマに、彼らを、彼女たちをよくも使ってくれましたね。
それこそ、侮辱だ。と言いたいぐらい。
最終回まで観たら、腹が立って、怒りのやり場に困ってしまった。
また、この最終回も、超、雑で、、、
なんだよ、あの終わり方。
ストレートすぎたら面白みがないから、ちょっとひねってみたのかもしれないけどさ、
適当にカップル作りやがって、ってかんじ。
私の気持ちを、一つも消化してくれなかったよ。
結局、このドラマの伝えたかったことは、最後までほんと一つもわからなかった。
というか、一つもないだろう。「侮辱」以外。
私にとっては、一つも学ぶことはない無意味な内容だった。
ドラマの制作者とかについて、ざっと調べてみた。
プロデューサーは、どうせ、下ネタに飢えたオッサンかと思っていたんだけど、
まさかの女性。
慶応出のおねーさんだった。
裏切られた感でショック。
もしも、世間は美人が口にする下ネタに飢えているとお考えでしたら、
もうちょっと違う角度から世界を見ていただきたい。
世間がそれを求めていたんだとしたら、もう少し視聴率取れたと思うよ。
視聴率が現実を映し出していると思う。
(あくまでも私の自己中な考えであって、
もしかしたら世間は本当に飢えているのかもしれないけどさ、、、)
オトナ高校ファンの方々には失礼なことを言ってスミマセン。
私もたぶん、この作品から彼を知っていたら、
そのギャップに驚き、好きになっていた可能性は高い。
だけど、「君に届け」を演じた彼が、私にとってはいちばんの彼で、
その彼のさわやかさを壊したくない私の超個人的な自己中な感想なので、
どうか軽く流してください。
ただ、怒りをぶつけたかっただけ。