岸辺を歩きながら、おだやかな太平洋を眺めていた週末。

うーん、密入国のにおいがする、、、(笑)

そんなおかしなことを考えていると、

トレジャーハンターならぬ、ジャンクハンターの我が子が、

海岸で、なんと!こんなものを発見!

おぉー!寛永通宝?!
すごいじゃん!

彼のジャンクボックス、いや、トレジャーボックスの

コレクションに、新たな宝物が加わりました。

 

早速、寛永通宝について調べてみる。

江戸時代を通じて広く流通し、幕末まで鋳造された。

幕末?

幕末といえば、五代友厚。

もしかして、五代友厚も寛永通宝を手にしたかもしれない。

ワクワクしながら検索をかける。

N〇Kの連ドラ絡みですが、、、なかなか面白いことを発見!

 

 

明治初期は明治政府が発行した太政官札や

徳川時代の小判や一分判金、

一分銀、丁銀、天保通宝、寛永通宝、

ローカルな藩札や地方貨など様々な通貨が入り乱れていた。

世の中に流通していた様々な通貨を「円」に統一するため、

明治政府は統一通貨の発行を急いでいた。

そこで、世の中に入り乱れている貨幣を全国各地からを買い集めて、

潰して地金にする事業に目を付けたのが五代友厚。

 

明治政府は五代の地金を喜んで買い取った。

五代は鉱山事業とともに、「金銀分析所」を経営し、

これは五代の独占事業となった。

金銀分析所は、造幣局や大阪証券取引所の前身とも言えるかもしれない。

五代さんはとても賢い方でした。

やはり、彼こそ五代友厚を演じるのにぴったりの役者。

つくづく感じます。

 

我が家のジャンクハンターが見つけた、この寛永通宝は、

五代友厚に回収されることなく、

時代を超えて、今日まで歴史を見届けてきたのかな。

タイムカプセルを開けたような気分です。

我が家のトレジャーハンターよ、ワクワクをありがとう。

君と一緒にワクワクしたよ。