TWO WEEKS を見た。

韓国ドラマのリメイク版。

彼が、第14回 ソウルドラマアワードで

アジアスター賞を受賞した作品。

 

彼が演じているということを忘れてしまうほど、

あの、いつも爽やかで笑顔がかわいい彼自身を

1ミリも感じさせない演技。

スクリーンの中にいるのは彼ではなく、

そこにいるのは、冤罪を着せられ、

損ばかりのついてない辛い人生を送るさえない男。

さすが。

ほんと、

さすがやな。


極悪非道すぎる柴崎。

高嶋さんは、普段もほんとにこんな極悪人なのではないか、

と錯覚してしまうぐらい。

HOTELの時とのギャップが凄すぎて、、、

びっくりしちゃう。

 

俳優さんって、ほんとにすごい。

いやぁ、尊敬です。

 

でも、闇の世界には、

柴崎のような人間が、

ほんとにいたりするんだろう。

 

金ですべてをコントロールし、

金ですべてを隠蔽し、

金ですべてを自分の思い通りにする。

邪魔なものは片っ端から抹殺し、

感情のかけらは微塵にもなく、

消してしまうことに何のためらいもない。

 

昔の恋人を選ぶか、娘を選ぶか、

自分が先か、娘が先か、

結局、どっちを選ぼうが、

どっちも助けるつもりはない。

鬼畜のしばさき。

 

TWO WEEKSを見ながら、

いろいろ考えてしまいました。

 

これはドラマの世界だけの話だろうか。

実際起こり得るのだろうか。

 

さすがにここまではいかないものの、

私自身も、実はこういう経験がある。

あの人は反社に命を奪われたのだろうか?

という過去。

 

実際にそういう経験があるので、

単なるドラマの話、と簡単に終われない気持ちがある。

ドラマの世界と現実の世界をさまよい、

彼も、楓ちゃんのお父さんのようなことに巻き込まれてしまったのではないか。

彼が何かを知ってしまい、それを正そうとして命を狙われたのではないか。

そんなことを考えてしまったり。

 

そして、親子という、遺伝子レベルのつながり。

私自身もそうですが、

子どもを持つ親として、

自分の命か、

子供の命か、

そんな選択を迫られたら、

もちろん子供の命を助けてほしいと乞うでしょう。

自分よりも我が子。

親とはそういうもの。

 

私は、竹内結子さんが幼い子供を残して自殺してしまう人だとは思えない。

彼女も、そんな選択を迫られたりしていたのだろうか?

 

みんな、なぜなの?

今の日本は、悲しみに包まれている。

 

楓ちゃんのような検事さんたちや、

有馬くんのような刑事さんたちが現実の世界にいて、

彼が自殺ではなかったという証拠をつかんでほしいものです。

彼を死に追いやった犯人をとっ捕まえて、

自白させてほしいものです。

 

芦名星さん、

竹内結子さん、

みんな、同じ事件に巻き込まれているのかどうなのか?

楓ちゃんと有馬くんが、この事件を解決してくれたらいいのに。

ほんとに。