近くにいた人は誰も何も気づかなかったの?

ニュース読んでいると、そんなことがよく書かれているけど、、、

そりゃ、そうでしょ。

だって、彼は自殺じゃないから。

 

でも、周りの人間は知っていたかもしれません。
彼が、危ない状況に置かれていたことは。

 

でも、彼らは彼らで、自分自身を守ることで精いっぱい。

彼らにだって、自分自身があり、家族があり、守らなければいけないものがあるから。

余計なことを言えば、今度は自分の命が狙われるでしょう。

 

芸能界にかかわらず、

誰かの命を奪う事なんて、

実は、ものすごく簡単なことなんだと思います。

ただ、人間は理性がありますから。

簡単なことだけど、普通はしない。

でも、理性を捨てれば、

人間の心を捨てれば、

簡単なこと。

JFケネディーだって、あんなに簡単に暗殺されちゃうんだから。

 

犯人が分からないんじゃなくって、

犯人を捜すつもりも、はなからない。

みんな、大金を与えられて、

変な真似をしたらお前の命はないぞ、

お前ひとり死んだって、世界はこれっぽっちも変わらない。

お前はすべての罪を負わされて、死ぬことになる。

黙っていれば、お前を一生守ってやるから、

と脅されて、そんなふう言われたのかもしれません。

 

お金を受け取ろうが、受け取らまいが、

どっちにしても、自分の命はあっち次第。

どっちにしても、自分の命は、もう闇に捕まれている。

 

じゃあ、お金を受け取って、

何もなかったように、

何もやってない、何も見てない、何も知らないふりをして、

静かに生きた方が得でしょう。

 

芸能界は、静かに黙って過ごしていれば、

お金に困ることはない、割がいい業界かもしれない。

おかしいなと思っても、そこに頭を突っ込まなければ、

見て見ぬふりして、知らないふりしていれば、

たくさんお金儲けできて、不自由ない生活ができるかもしれない。

 

でも、正義感が強く、正直で、

おかしいな、と思うことを黙っていられない人間は、

一瞬にして、消されてしまうかもしれない。

 

だって、

おかしいじゃない。

いちばんはじめの速報が出たのが、15時4分。

死亡が確認されたのは14時10分。

わずか54分後の超速報。

彼の死を待ち構えていたような扱い。

 

病死や自然死以外は検死が必要。
逆にいえば、これら以外の状況で亡くなった場合は、

医師が勝手に死亡診断書を交付することはできない。

しかし、それは病院以外で死亡した時の話。

 

病院到着時は、わずかに心臓が動いていたと言う。

その場合、病院で死亡が確認された場合は、検死はなし。

手帳に書かれた遺書のようなものがある。

命を奪った手段と遺書なようなもの、

だたその2つだけで、数分で簡単に自殺と断定。

 

たとえ、体に傷があろうとも、

おかしいな、と思うところがあろうとも、

静かに自殺と断定し、死亡診断書を交付しないと、

お前の命はないぞ、

お前ひとり死んだって、世界はこれっぽっちも変わらない。

お前はすべての罪を負わされて、死ぬことになる。

黙っていれば、お前を一生守ってやるから、

と脅されてしまえば、

黙るしかないでしょうね。

 

例えば、

睡眠薬、麻薬、アルコール、

検出されたのかどうなのか?

調べてもないのでしょうね。
 

手帳の筆跡は、彼のものだと断定できるのでしょうか?

そもそも、その手帳を見た人が何人いるのか、

プライバシーと言えば済む話。

亡くなった方のプライバシーを侵害するのか!

と感情的に言ってしまえば、

すべて、公表する必要がなくなる。

 

亡骸に対面できた方が、少なすぎる。

対面できたかたは、みんな、

全て知っている方限定なのでしょう。

お前たちも、黙ってないとこうなるぞ、

と脅されたのかもしれません。

 

そして密葬を終えたことを発表している時点で考えると、

亡くなって翌日には、火葬されているということになる。

亡くなって、ほんとに24時間経過して間もなくぐらに終わっているという事でしょうか。

証拠隠滅ですか?

亡くなった方が、物理的に無くなってしまえば、もう何も分からない。

 

今更、誰がどうあがいても、

実は他殺でした、と立証することは不可能。

もどかしい。

 

※この物語はすべてフィクションであり、私の妄想です。

ということにしておきます。

 

死の直前、

芝居の相手方に、

「どんな芝居をしても大丈夫。僕がすべて受け止めるから」

「彼女がやりやすいように」

と優しい言葉をかけられる方が、

緊張していたところに声をかけ、

「友達なんだ」と話の輪の中にひきこんでくれる

優しい心遣い方できる方が、

撮影現場で落ち込んでいた共演者に、

「写真撮ろーよ」と声をかけ、

さりげなく元気づけてくれる方が、

無責任に自殺するわけがないでしょう。

 

死の直前の彼の言葉は、どれも希望に満ちています。

彼の言葉から、死にたいなんて気持ち、私には微塵も感じられません。

役者は心を隠すことができる?

人間なら、心は隠せません。

 

だから、今、私たちができることを考えないといけない。

彼の死を無駄にしないために。

彼の希望に満ちた言葉から、

その希望を汲み取って、実行したいと思う。

 

どんなことでも、どんな小さなことでも、たった一つでもいい。

もちろん、それは、あくまでも私が実行したいことであって、

彼の残したは、私に力を与えてくれているだけで、

彼が実行したかった事かどうかではない。

 

私は、正直に生きたい性格。

仕事でも、プライベートでも、

いつもおかしいと思うことを、

歯に衣着せず、上司にぶちまけるタイプ。

別に、首になってもいいから、

それでも、間違っていることは間違ってるし、、

自分に正直に生きたい。

 

なぜ、彼が死ななければいけなかったのか。

自分なりに消化して、それがたとえ間違っていても、

自分自身が納得できればいいと思っている。

だって、そうでもしないと、

ずーっと混乱したままで、この樹海から一生抜け出せないから。

 

理由がないことを受け入れるということは、

納得できないことを受け入れるということは、

人間にとっては、ものすごくストレスであり、

ものすごく苦しくて、辛くて、悲しい。

 

誰もが憧れるルックス。

ダンス、歌、芝居、言語能力、他人への気遣い、全てが完璧。

間違っていることを正し、社会のバッシングを恐れず、自分の意見を通す、芯をしっかり持った方。

全て、何をとっても完璧だった彼。

 

なんでだ?なんでなんだ?私にとっては、彼は一度も会ったことのない赤の他人。

それなのに、こんなにも、こんなにも、彼を失った喪失感に苛まれて、

自分が狂ってしまったような時間を過ごしている。

 

なぜか?

それは、彼が、人間の手本であるような、パーフェクトマンだったからだろう。

正義の味方のヒーローのような生き方をしていたからだろう。

赤の他人だけど、私にとっては、そういう憧れの方だから。

彼のように生きたいと憧れるから。

 

正義の味方が正義を通せない、

誹謗中傷、ハラスメント、

この理不尽な世界に頭に来て、

微力でも、私は社会のほころびバスターになりたいのです。

 

自分をしっかり持ち、ぶれないでまっすぐと、全てにおいて全力に取り組む完璧な彼。

そんな彼が、この世からいなくなってしまった。

それなのに、何一つ完璧にできない自分が生きてることがもどかしくなる。

 

だから、

だからこそ、今、私たちができることを考えないといけない。

辛いからと、自分が死んではいけないわけで、

彼がしたかったであろうこと、伝えたかったであろうことを、

少しでも、一つでも、

自分が生きている間にすることで、

自分が生きた証拠になり、

彼への感謝を示すことになるのかなと思います。

二度と犠牲者の出ない、輝いた世界を夢見て。

 

彼が亡くなっていなければ、こんなに考えることはなかったと思います。

命を張っていろんなことを教えてくれて、ほんとうにありがとう。

あなたの死を、決して無駄にはしません。

 

真実は必ずあるし、真実は公表されるべき。

まずは真実を公表すること、

そして、その真実を真摯に受け止め、

その過ちを二度と繰り返さない。

過ぎてしまった過去は変えられない。

だから、その過ちを二度と繰り返さない。

それが、私たちにできることだと思います。