先日仏様とお話ししていましたら、強烈な一言を言われました。それは、「全ての人間は、生きているのではなく生かされているという事を知るべきです」という、一言でした。このブログを読んで下さる方は、「私達は仏様によって生かされている事」をご存じだと思いますが、多くの方が「自分で生きている」と思われている事は、残念な事です。

 

少しの間豊川稲荷から離れて、知って頂きたい「宇宙と地球の創造と人類の歴史(日本の歴史)の事」を投稿します。この投稿の意図は、「如何にして人類が住める奇跡的な星、地球が出来てきたかを知って頂き、長い国の歴史を経て今の恵まれた文化的・平和的な日本がある事、私達が最も恵まれた時代に住んでいる事を知って頂き」是非、有意義な人生を過ごし、立派な人間になり、良い国や世界や地球を作って頂きたいのです。

 

奇跡の星、地球です。本当にきれいですね。

 

宇宙のその初めは、どこまでも「無」の状態でした。時間も空間も形もなく、しかし少しずつ、一つの力を集め、意思の表れが起こりました。ですが、それはまだ小さく枝分かれしたりくっついたりしていました。ある時、その一点に奇跡が起きたのです。凄まじい噴火のような爆発が起こり、そしてそこに「ゆるぎない大きな意志」が、誕生しました。

 

意志と言いましても、人間の持つ「ああしよう、こうしようとか、そのような意志ではなく」、とてつもない偉大な意志としか言い表せないものでした。その偉大な意志を、人間は「大元の神様と表現したり、スの神様と言ったり」しています。

 

そして大元の神様の誕生から、どの位時間がたったのかは想像する事も出来ませんが、「宇宙が形成されていき(宇宙の創生に付きましてはビッグバン理論などがありますが)」、凡そ46億年前に「太陽系の星」が誕生しました。地球は、生まれてすぐはマグマが噴出しているような、「火の海のような」星でした。しかし、地球に不思議な偶然が沢山重なり、そして生命が生まれる条件が揃っていくのです。ですから、「地球は、将に奇跡の星」と呼ばれているのです。

 

そして、その後地球は空気に囲まれますが(火山から出たガスなどが元となって空気が出来たと考えられています)、雨が降ったり、小さな星がぶつかったり、長い長い時間が経って、少しずつ形が整えられていきました。そしてまた、大きな奇跡が起こったのです。大きな星が、地球をかすめるようにぶつかりました。その時の破片が、地球の周りをぐるぐる回り、そして集まり「月」が出来たのです。

 

それまで、地球の地軸は安定せず、一日は僅か4時間でした。しかし、月が地球を引っ張る力が強く、徐々に今の24時間になっていきました。また、月に星がぶつかった時に、鉄が地球に流れ込み液体金属となり、電気が生じ、磁気の盾が出来、太陽風から地球を守ってくれるようになり、太陽風は地球に殆ど届かなくなったのです。

 

大量の微惑星や、彗星衝突で、それらは太陽から遠い所から落ちてくるため、氷となり地球に衝突し水蒸気になり温度が下がり、おびただしい雨が気の遠くなる程、長い長い年月降り続き、「海」が出来ました。しかし、酸性の海で、まだまだ生命の誕生は望めませんでした。そして、長い期間をかけて岩石がとけ塩が出来、今のような海になりました。

 

生命が誕生する為には、アミノ酸が必要ですが、その時の海にはアミノ酸は含まれていなかったのにもかかわらず、それでも生命が誕生しました。これは、彗星や微惑星の衝突が、宇宙からアミノ酸を運んできたと考えられています。そのうち、性が生まれ、パートナーがなければ繁殖できないようになりました。二人の親の設計図が半分ずつ必要ですので、無性より子孫が出来にくいですが、環境に対応できるようになり、そして目を持つ生き物が誕生しました。目を持つと相手を認識できる為、生存競争も起きるようになりましたが、この頃急速に生命が増えていきました。

 

その後藻類の働きで、「オゾン層」ができました。地上には植物も生えていました。酸素も豊富にありましたので、地上の生き物は大きくなりました(例えば、ゴキブリは、50㎝位ありました)。