6/13 Thu

 

さて、観光。
夫は中銀本店(住所変更など手続きするのに50分かかった)、娘と私はカフェナタに向かった。
エッグタルトが苦手な娘はアップルデニッシュを食べた。デニッシュ生地に酸っぱいソースが折り込まれ、真ん中に大きくりんごの甘煮が乗っている。13パタカ。私は定番のエッグタルト11パタカ。どちらも美味しかった。

 
 
そして、目的地、パンダを見にColoane Shek Pai Wan Country Park路環石排灣郊野公園へ移動。
50番バスに乗ったのだが、なんと横琴口岸までぐるっと回るので中銀脇から40分もかかった。
パンダは3頭いるらしいが展示室は2つ、心心(シンシン)と健健(チエンチエン)がいた。心心は健健のママ。もう1頭は心心の子供、康康(カンカン)。
最初に見に行ったときは2頭とも熟睡。背中の皮が弛んでシワシワしていた。 
他を回って戻ると健健が起きてウロウロしていた。展示室は斜面で、一番上を往復したり転がったり、降りてきたり、お尻を壁にこすったり、ずっとウロウロ。可愛い。

 
パンダの他にはフラミンゴ、インコなどの鳥、リスザル、ワオキツネザルなどの猿、蝶とトンボの広場などなど。
お土産屋さんでは自分で綿を詰められるぬいぐるみを売っていた。これはなかなか楽しそう。ただ綿を入れる機械は、掃除機のような大きな音がするので、作っていたお姉さんはびくっとしたりキャッキャ騒いだりしてなかなか進まなかった。娘にはまだまだ無理そうだ。

 
お腹も空いたので食事に行くことに。
15番バスで官也街へ。カラフルな観光地。
一回りしてから新しそうなレストランに入った。
オーダー間違いはあったものの、出てきた食事は美味しく満足。量が多すぎたので残りは持ち帰った。
オープン価格か、ひとり98パタカ。

マカオデザイナーのお店は閉鎖されていた。以前はたくさんスタンプがあって、娘がペタペタ楽しんでいたのだが、残念。

次はコロナの間に出来た電車に乗りたい。
排角Pai Kok駅から乗車。
路面電車かと思ったら高架を走る無人電車だった。夫が言うにはゆりかもめの方式なのだとか。
駅から見える、初めて見る上からのカジノ街の景色も目新しくて良かった。
無人運転なのだが、車内に係員が立っていてドアに挟まれていないか、困っている人はいないか、ホームにいる駅員さんのような役割だった。

到着したのは終点、媽閣Barra駅。
すぐ近くの史跡、媽閣炮台はホテルになっているのだが、入り口は水の滴る暗い洞窟のような階段で、登りきったところで、レストランをご利用ですか、と聞かれる。レストランかホテルの利用者以外は入れない。残念。
 
媽閣廟にも行ってみた。上まで登ったのは久し振り。何度か来ているはずだが、時間切れだったり、登るのが嫌だとかで登っていない。今回は娘もいやいやながら一緒に登ってくれるので、夫も仕方なく同行してくれた。

その後バスに乗り(バス停が移転していて、暑い中ずいぶん歩いた)、夫の友達が紹介してくれた、というスーパーへ。
いつも行っている大昌のほうが良かったものであまり買わなかったのだが、ワイン、チーズ、パンなど買った。
 
更に歩いてフェリーターミナルまで行き、帰りのバスに乗ろうと思ったのだがなんと逆方向のバス停だ。向かい側は海で、バス停はない。
フェリーターミナルまで進み、インフォメーションに聞きに行くと、
 無料シャトルバスがあります
 乗り場はトンネルを潜った向こう側、
 ずっと歩いたところです。
 白いバスです。15分で着きます。
とのこと。
カジノのシャトルバスの乗り場を過ぎた、一番先に乗り場があり、既に30人近くが並んでいた。

10分ほど待つと折返しのバスが来た。
乗れないかな、と思ったらかなりたくさん乗れるバスのようだった。
何分置きに来るのかは分からないが、たくさん待っている人がいるということはそれなりにたくさん来るのだろう。
10-22時、とあったので、朝我々が到着したときはまだ動いていなかったようだ。



帰りも順調、どこも並んだり止められたりもせず、21時前に帰宅できた。イミグレ到着時は19時過ぎでまだ明るかったのだが、進んでいくうちに日も沈み真っ暗になった。
暑くて蒸していて、ちょっとしんどかったけれど久し振りの旅行、楽しかった。