8/6 Sun


午前中は長崎の市内観光をした。

宿から歩いてグラバーさんのお墓、一柱鳥居、浦上天主堂(ミサの時間だったので静かに退散)、平和公園と爆心地を回った。

9日の原爆記念日式典の準備が進められていた。
娘にはまだまだピンと来ないものの、たくさん人が亡くなって、建物含め物が壊れた、ということはわかった様子。

チェックアウトして(民泊だった。鍵はキッチンに置いといてください、とのことだったので宿泊税と一緒に置きっぱなしにして外に出た)、コンビニでアイスを食べてから長崎駅に移動。

午後は広島に向かうので、出発まであと2時間あまり。
コインロッカーに荷物を置いて、歩いて観光した。
出島の手前には文明堂総本店があり、どこでも買えるけど、と思いつつ立ち寄って詰め合わせ(三笠山、カステラ巻き、しじら菊がはいっていた)を買った。

出島は入口の裏に着いたので、外壁から中を覗き見るくらい。
偶然通りかかった「パフェ発祥の地」でパフェを持ち帰りし(ソフトクリームとチョコレートが美味しかった)、どんどん溶けるのを3人でつついて食べた。

長崎新地中華街にも一応行ってみた。ハトシ(トーストにエビペーストが乗った揚げパン)、角煮まん、小籠包を買った。角煮は私好みのキシキシの肉で、夫の好みではなかった。小籠包は、娘に大変不評だった。ハトシは美味しかったらしい。
市電に乗って長崎駅まで戻り、ロッカーから荷物を出して新幹線へ。

手持ちのおやつ(夫は行く先々でおやつを買ってきていて、たくさん手元にあった)を食べながら、3本の列車を乗り継いで広島へ。

夫の大学時代のお友達が迎えに来てくれた。
ホテルまで遠いから、とまずホテルに送ってくれてチェックインし、本町のアーケードを歩いてお好み焼きをごちそうしてくれ、平和公園に向かった。
アーケードよりもさらに人が多く、灯籠流しを眺めたり、祈祷の人の列の横を通り過ぎたりしてから平和記念資料館を入った。
男性陣はさらっと通り過ぎたのだが、娘は初めて見る写真、話にざっと見ることも出来ず、じっくり1時間かけて見ていた。
なんで日本だけ、落とされたの、という娘に、神様の国は負けられなかった話などしてみたものの理解できないのはもちろん納得もできなかっただろう。

ゆっくり見たおかげで外は暗くなり、灯籠流しも見えるようになった。
ちょうど凪だったのか、灯籠は殆ど動かず、ボートで押して川下に流していた。
夫は娘に説明をしたりでぴったり横についていた。

その後ホテルまで送り届けてもらった。21時前だった。食事も観光もまともな時間の送迎も、何もかもどうもありがとう。