ロードバイクのケーブルフル内装を決意し、
前回からフレームの加工を開始しました
ついでに、
空気抵抗を低減するための
フレーム塗装もやリました
見た目から雰囲気変わって、
ますます乗りたくなっています(笑)
前回の記事では
フロントブレーキケーブル用の加工を実施しましたので、
今回の加工はその続編
今やレースマシンはエアロ一色、
ロングライドやヒルクライムマシンでも
ケーブル内装が標準という時代が迫っています
ケーブル1本につき、
1ワットほどの空気抵抗だと
言われています
だからこそケーブル内装が無視できない。
アドバンテージであることは明白です
だから、
かなり本気の工作です
今回の記事では
リアブレーキケーブル内装と
Di2ケーブル内装
のための加工をやります。
ケーブルフル内装
完成まで行きたい
と思います
早速ですが
ハンドルを加工します
ステム内部をケーブルが
通過する予定なので
ステムに抜ける穴を空けます💡
以前、
Di2の非常にブサイク
なジャンクションをステム内に隠しました。

(ずっと以前は3Tの内蔵スペースを持ったエアロステムを使っていました。)
その時、ハンドルには
Di2ケーブルが通るだけの
小さい穴を空けていました。
今回はその穴を拡張します

ステムから外してこんな状態です。
まず、パーツを外してハンドル単体にします。
ハンドルだけになりました。

やることはいつもと同じです。
ドリルさんおいで


ドリルさんの餌食に



あぁもったいない ( ENVEのハンドルが....


はい

20mm弱の穴が空きました


ケーブルにピッタリのサイズの穴を空けようとして、
ケーブルを当てて削ってをダラダラと繰り返したくないので、
今回は、いきなり大きめの穴を穿ちました👍
試しにケーブルを通してみました。
5mmのケーブルが2本余裕で通ります。
余った隙間にDi2ケーブルも余裕でしょうね✌
ステムのクランプ代を避けているので、
全く問題ありませんね!


ここまでで、
⭕ハンドル
⭕フォーク
⭕アンカー
これらの加工が出来上がって
組み立てる準備ができました。
いざ組み立て

しかしながら、
コラム中通しとハンドル結合で
めちゃくちゃ手を焼いて

❌狭すぎてケーブル結合に使った
コネクターをなかなかハメられなくて、激しく苦戦!

ステムの奥に結合点が有ります。もっと手前にしたかったんですが、コラムとステムを通過するには短いほうが良いのでやむなく!

ジャンクションとケーブルの共存は限界値。
トムソンのステムが太めなので実現できたと言えますね!
❌次はコラムアンカー落とし込みが
きつすぎて、結局叩き入れたりしました

ケーブルの屈曲をコラムアンカーで矯正するために叩くしかないです。
1時間超えて苦戦したと思います

必死過ぎて時間も見てないです⤵

ところで上述の
ハンドル結合っていうくだり。
従来パーツを使ったロードバイクでの
ケーブルフル内装で最も重要です💡
何のことかというと、
ジャグワイヤーから便利アイテムが発売されています。
ハンドルやフォークのようにケーブルを内蔵したパーツ同士の中間に置くと、ステム交換のときやコラムスペーサー入れ替え時、アウターケーブルを引き抜くこと無く、作業できるんです。
ケーブルの色を途中から変えたいときにも使えますね。
今回はそもそも
ステムとコラム内部が狭すぎるので、
組み立てる段階で、
これがないと完成は不可能でした

要するに
ケーブルコネクターは、
ケーブルフル内装の要と言っても過言ではないです

汗だくの作業の後から
ステム内部を覗いてみました。
難なく通っていますね!✨
残された穴はステッカーを貼ることにします✨
ステッカー選定中

余談ですが
今回のケーブル内装に際して、
ニッセンケーブルを使っています💡
グロータックを始めとした機械式ディスクブレーキのケーブルに相性が良さそうですね

カーブしながらとはいえ90度曲がりは、
2箇所あります。
ケーブルの引きが重くなると懸念していました。
しかしながら、
ケーブルの引きはむしろ軽くなりました。
しかもハンドルの切り込みもスムーズに。
こちらのニッセンケーブルを使っているし、テフロン加工したり、予防線を張っていました。
これらが功を奏したというか、意外にも引きが改善できて、一石二鳥です✨
今更ですがニッセンケーブル
めちゃ良いじゃん

今回の記事はここで終了

更に何かをするとしたら、パーツ交換を伴うことになると思います。
それはまた別の機会に

エアロ化に伴うケーブルフル内装では、内装対応を謳った製品を準備するのが正規だろうと思います

とはいえ、従来パーツでの可能性の一部を実現できたと思います。
なにかの参考になれば嬉しいです✨