怒りのチケット入手
この日グッときたポイント
あなたは海外で外国人にブチ切れたことがあるだろうか。
僕はあまりなかった。
しかし今日それは起きた。
相手は何人もの中東の男たちだ。
2024年3月30日(土)12:00-15:30のあらすじ
昼間にルームサービスをとってライブ配信し
今回はテラス席という17万円!もする席を取ったらVIP用の席のためドレスコードがあるという。
久しぶりにジャケットなんか着てお迎えのタクシーへ乗り込む
なんか素敵な車だった。ドライバーさんはいい人で帰りも迎えに来てもらうことに。
ホテルから20分くらい走らせるとどデカい競馬場が見えてきた!
なんか活気がある
年に1度の世界の競馬の祭典「ドバイワールドカップ」
僕は自分の持ってるチケットがどこなのか分からずとりあえず目の前のゲート3へ。(めっちゃ混んでた)
日本の競馬場とあまり変わらないようななんというかギャンブルにのめり込んでる雰囲気の人たち。
賭け事としての競馬にハマってる人は国籍を超えて同じ周波数なのだとちょっと笑えた。
競馬場を見た感動もそこそこに、
そろそろ自分の席に行こうとする。
僕の席は2階の「ザ・テラス」というエリア。
エスカレーターに乗ろうとするとガードマンに止められた。
チケットを見せろという。
バウチャーを見せるも「ダメ」だという。
予約を取ってるから名前を確認して欲しいと伝えるも、「インフォメーションに行って聞いてくれ」の一点張り。
ちょっとムカつきながらインフォメーションの女性へ行くと、「あの男性に聞いてくれ」と責任者っぽい男性を指差す。
その男性に聞くと「インフォメーションの女性に聞いてくれ」とまたもたらいまわし。
流石にムカついて、「あの女性があなたに聞けって言ってたから来たんだ。どうなってるんだ!」
と英語で捲し立てた。
キレてるときって英語がスムーズに出るから不思議。
「そう言われても仕方ない」
とダメの一点張り。
手配してくれた現地旅行会社は平日しかつながらない。
「くそ!17万円も払って、ドバイまで来て、席に入れないなんて!」
「中東なんて2度と来るか!」
めっちゃ悪態をつきながらブツブツ言って一旦外へ出る。
ムカつきを抑えるためにベンチに座ると、「Ticket Print」と書かれた小さなプレハブ小屋があった。
まさかここは...?
最後の望みをかけて中に入る。
やる気のなさそうなアラブ人の男性がいた。
声をかけるとにこやかに「こんにちは。ようこそメイダンへ。どうかしましたか?」と流暢な日本語で話してくれる。
「え?日本語めっちゃ上手だね」
というと
「私の彼女が日本人でーす」
と返してくれた。
ここぞとばかり日本語と英語で状況を伝えると理解してくれた。
偉い人に僕のバウチャーを見せてくれて、数分すると「OK!」と言ってQRコード付きチケットを印刷してくれた!!!
神!!!
これがその17万円のチケット。
お金持ちエリアはゲートも空いている。
ドバイワールドカップ!
そして食べ放題飲み放題のテラス席!
愛ちゃんからは可愛いレオくんとの2ショット写真と
ピース写真が送られてきた。ホッとするなぁ。
ちなみに1階のフードコートみたいなエリアのチケットも予備で買ってたのだけど、あそこは9万円!
レース開始の15:30まで外で待ってたら、鼻が詰まるし目が痒い...。
どうやらドバイも大気汚染がかなりひどいみたい。空がメキシコやパタヤと同様ずっと白かったのも納得。
2日早めて、4/1にはドバイを出てオランダへ向かうことにした。
読者に伝えたいこと
中東の人はたらい回し好きだよ!
でも最後には救いの神がいるよ!