念願のティオティワカン遺跡
この日グッときたポイント
あなたは遺跡を見て感動したことがあるだろうか。
僕はある。
2005年8月、人生で初めての一人旅行だったカンボジアだ。
アンコールワットはあまりにも壮大で、当時うつ病から回復して転職までの数ヶ月を控えた段階だった僕には遺跡の壮大さは、
自分の人生の悩みのちっぽけさに気づかせてくれるとともに心からの感動を覚えたものだ。
それから20年近く経ち、僕は国内外様々な遺跡や世界遺産的なものを見てきた。
大自然には感動をすることがあるけど、遺跡は不思議なほど感動が少なくなっていた感じがある。
スペインに行ったときも、大聖堂は素晴らしかったけど、サンセバスチャンの海の方がはるかに感動した。
遺跡 < 大自然
というように感動の方程式が変わっていたのだろう。
今回のティオティワカン遺跡は素晴らしかった。
壮大だった。
だけど、感動の量は少なかった。
これまでで一番少なかったかもしれない。
そして気づいた。
遺跡 < 大自然
の方程式には続きがあって
遺跡 < 大自然 < 自分の今の日常
となっていたことに。
言い換えれば
遺跡 < 大自然 < 受講生さんの人生の実現・成長・変化
と言ってもいいだろう。
うつ病から復活しようとしていた26歳当時の僕は「自分の今の日常」が充実していなかった。
だから自分の日常の外側に何か感動を求めていた。
45歳になった僕の日常は感動に溢れているようで、メキシコに来て、いろんな体験をしても日常のセミナー講師やYouTuberとしての日々の感動を超えることはなかった。
ではこの旅は無駄だったのだろうか?
そんなことはない。
むしろとても有益だった。
それほどまでに充実した日常を送れている今に心から感謝できたからだ。
愛ちゃんやレオくんとの日常、受講生さんとの日常、視聴者さんとの日常、友人たちとの日常。
そんな日常が、どんな遺跡や大自然よりも感動の量が大きいのだ。
僕はまた海外旅行に行くだろう。
そして「やっぱり日常が最高だね」と口にするだろう。
そのための海外旅行になったのだ。
海外旅行の意味づけが変わったのだ。
そんな素晴らしい気づきを得られた5日間のメキシコ旅行だった。最終日の明日も楽しもうと思う。
2024年2月27日(火)のあらすじ
まだ時差ボケの抜けず、AM6:00に起床し、1時間エアロバイク漕ぎをしてから、オレンジジュースだけ飲んで
AM7:45 お迎えに来てくれたツアー会社の添乗員の田中さんと合流。田中さんは72歳。50年前の1973年、22歳のときにメキシコに移住したそう。理由を聞くと「流れだねぇ」となんとも自然体な人だった。
今回旅を共にしている、ゆいちゃん、たくちゃん、たくちゃんのパートナーさんに加えて日本人ご夫婦も合流して参加者7名のツアー
まず向かったのは広場。実はこの建物、地盤が緩んでいて傾いている。(写真だとわかりにくいけど)
こっちのが傾きがわかりやすいかな。なぜ傾いているかといえば、メキシコシティは昔は湖だったらしく、その湖を占領しに来たスペイン軍が抜いて作った土地のため地盤沈下や隆起があちこちで起きているのだとか。
昔の祭壇があった場所を案内されたりして
田中さんの博識ぶりに驚く
これが大聖堂らしい。キリスト教の布教もDSの匂いがしてなんとも言えない気持ちになる
続いて言ったのは国立図書館
この建築が話題で、日本のテレビ番組で紹介されたらしい
ここから車で1時間ほどかけて向かったのは今回の旅の目的でもあったティオティワカン遺跡
着いた!空が青い。そして気温が暑く(30度くらい)、太陽が照りつける。
帽子屋さんで帽子を調達するたくちゃんたち
田中さんの解説付きで始まったティオティワカンツアー
広大過ぎて1個1個の移動がめっちゃ疲れる
でも実物は大迫力。かと思いきや、ほとんどはレプリカというか修復されたものでオリジナルのものはほとんど残っていないのだとか。
1段1段が高い階段を登って
登る時の光景
そしてピラミッドの裏面に行くと、龍の顔が彫られたものが。これは数少ない当時のオリジナルのものがそのまま残っているのだそう。
大地に雨をもたらしてくれるように
願いを込めて彫られた龍と神の像。これは迫力があったし、エネルギーも感じた。
神殿の内側に描かれた壁画なども見たりして
やってきたのは「太陽の塔」と呼ばれるメインスポット
だけどこれもレプリカで、微妙に階段の位置がずれたまま作られたらしい。メキシコ人らしい。
愛ちゃんとティオティワカンバックに記念撮影して
サボテンバックでも記念撮影して(逆光だけど)
写真撮り忘れたけど、ティオティワカンから5分くらいの距離にあるレストランでみんなで昼食を取って元気になり、帰りのワゴンの中では僕も含めてみんな疲れ果てて寝ていた
眠い目を擦って参加した午後の博物館巡りは、時差ボケの影響もあって、意識が朦朧としてほとんど記憶が残らず
でも1つ1つの話や遺品になぜか集中力が続かなかったのは
冒頭にも話した通りで「誰かの過去」にもうそんなに興味を持てなくなっているのかもしれない
立派な博物館の入り口を抜けて、ホテルへ戻ると17:00になっていた。
僕も愛ちゃんも倒れ込むようにホテルのベッドで眠り、起きると2時間が過ぎていた。
愛ちゃんはそこから近所のチュロス屋さんでチュロスとコーヒーを買いに行きその様子をライブ配信していた(タフ!)
僕もチュロスを食べてたら元気になってきて、この日の気づいたことを熱弁していた
ライブ配信終わりで、愛ちゃんと再びホテル移動。
ホテルに着いたのが22:00くらい。
そこから愛ちゃんといろんなことを話して、僕は気づくと眠くなくなっていて、今このブログを書いている。
楽しかったメキシコ旅も明日を残すのみ。
残り1日を楽しもう!
たくちゃん、みきちゃん、ゆいちゃん、愛ちゃんありがとう!
読者に伝えたいこと
自分の日常に感動しよう!