こんにちは。亀井弘喜です。
月曜日の早朝に仙台のホテルから書いています。
不思議なもので、「起きてすぐにメルマガを書こう」と決めて寝たら、5:45にパッと目が覚めました。
身体は疲れているはずなのに、潜在意識が起こしてくれた感じです。
「起きてすぐにやることがあると起きれる」
という習性のようなものがあるのかもしれませんね。
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8/28 鹿児島県 【2019年8月28日-30日(水-金) シータヒーリング基礎DNAコース第22期 in 鹿児島】
真実の世界はいつも優しい
人生が格段に楽になる心理学・コーチング・ヒーリング講座
相手の視点で物事を見てみる
「相手の世界の言葉で語ることが大事なんだよ」
昨日センターピースの中級後の懇親会で参加者の一人に僕が伝えたメッセージです。
相手の世界の言葉で語る。
それを別な表現で言うと、
相手の視点で世界や物事を見てみる、と言うことができます。
例えば昨日のことです。
僕は、ヨガスタジオの電話が転送されるスタジオ用のiphoneと名刺入れの入ったお気に入りの皮のハンドバックを六本木のセミナー会場に忘れてしまいました。
セミナー後の懇親会のお店でハンドバックを会場に忘れたことに気づいた僕は、会場まで向かったのです。
会場にあがろうとすると、すでに入り口にはシャッターが降りていました。
「仕方ない、明日また電話しよう」
そう思って仙台に向かおうとすると、シャッターがなぜか空いたのです。
そして中から初老のおじさんが出てきました。
僕はおじさんに声をかけました。
「ここのビルの方ですか?」
おじさんは答えました。
「そうですが何か?」
僕:「今日、ここでセミナーをしたのですが、ケータイが入ったハンドバックを忘れてしまったのです。取りに行かせていただいてもいいですか?」
おじさん:「(怪訝そうな表情で)そのハンドバックがあなたのものがどうか、どうやって確認したらいいのでしょうか?それを知る術がないので、あなたを中に入れるわけには行きません。」
僕:「ハンドバックの中にあるケータイの番号や、メールの履歴などで僕の店のものであることは証明できます。」
おじさん:「(ちょっと怒り気味に)そう言われても、私にはわからないので困ります。」
ーーー
僕は、一瞬、イラっとしました。
「何をそんなに疑ってるんだ?どう考えたって、今日セミナー会場を使ったのは僕だけなわけだし、中身を見たら本人のものだってわかるに決まってるじゃないか。」
という脳内会話が聞こえてきたのです。
でも直前の懇親会で、「相手の世界の言葉で語ろう」と話していた僕は、「相手の視点で物事を見よう」と思い立ったのです。
僕は質問しました。
「ところであなたは、管理人か何かですか?」
おじさんは答えました。
「このビルの大家です。」
ここで僕は理解ができました。
大家さんというのは、得てしてトラブルをたくさん経験しているもの。
落し物が本人のものかどうかわからなくて、他の人が持って行ったり、なんだったら盗んでしまったり。
そういう過去があるのかもしれないな。
ということに思いを馳せて、気持ちを落ち着かせておじさんの目を見つめ直しました。
すると、おじさんも優しい目になった気がしました。
僕はイラ立ちがすっかりなくなって、おじさんに相談しました。
「あなたのおっしゃることはよくわかりました。それでは僕はどうしたらいいでしょうか?」
おじさんは優しく答えてくれました。
「管理会社が明日の9:00から営業しているから電話で確認してください。きっとあなたのカバンだということはわかってるのですが、申し訳ないね。」
なんと、「申し訳ない」とまで言ってくれたのです。
僕は答えました。
「いえいえ、大家さんの立場を考えたら、そう対応せざるを得ないですよね。わかりました。明日管理会社さんに電話しますね。」
そして別れを告げて仙台へ出発したのでした。
真実の世界はいつも優しい。
お店ケータイを紛失したままの僕は穏やかな気持ちで、このメルマガを書き終えました。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
今日も素敵な1日をお過ごしください。
亀井 弘喜
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