【就活(人生)の問題は恋愛が成就しなかったことにあった? 〜その2. きっかけ〜】 | 心理カウンセラーかめちゃんのブログ

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霧島と沖縄と代官山で3拠点生活しながらセミナー講師しています。2021年までは鹿児島でヨガスタジオを経営してました。2022年セミナー講師業で5億円を売り上げました。セミナーの様子をYouTubeで配信しています。

こんにちは!鹿児島の就活コーチ、亀井弘喜です。


昨日から東京入りしています。飛行機に乗って東京に戻るときはいつも不思議な気持ちになります。ワクワクする気持ちと鹿児島を離れて少しさみしい気持ちと。


でもやっぱり東京に来ると安心します。社会に出てから11年も住んだ場所だし、愛着もあるんだなって気づきました。何でもそうだけど、離れてみると大切さに気づくものですね。


さて、昨日のこの記事の続きです。


クラスで人気者だった僕がなぜ一気に友達がいない、そして女子からもてない状態になっていったか。これは実はおととい気づいたことなので、初めて誰かに話します。それが悔しかったことすら忘れていたのですね。


ターニングポイントは小学校4年生のときでした。


気づくと、両親の間で揉め事が増えていたのです。


最初は些細なことでした。


シャツにアイロンがかかっていないとか、ご飯がまずいとか。父がなぜかわからないけど、母をなじるのです。それもすごい剣幕で。


父が怒鳴る度、最初、母は怒りの表情で反攻していました。


「パパだって~じゃない!」とか「アイロンだってかけてるわよ!」とか「ご飯だってそれなら外で食べてくればいいじゃない!」とか。


でも母が反攻すると、父は烈火の如く怒ります。


「うるさい!お前は誰に向かって口聴いてるんだ!誰のおかげで飯が食えてると思ってるんだ!」


しばらくすると、母は反抗することをあきらめました。何を言われても、一切の反論をしないようになったのです。ただ何かをあきらめたかのような表情をしてじっと耐えているのが日常になりました。


そして気づくと母はお酒を飲むようになっていました。最初は「お母さんお酒好きだなぁ」くらいに思っていた。でもそれは尋常ではない量に増えていくのに時間はかかりませんでした。


母が反攻しなくなっても父の怒りはとまりません。その矛先は次に兄に向いたのです。勉強ができた兄。それでも父が望むほどのレベルではできないときがあります。


そんなときやっぱり父は怒鳴りました。


いつものように、「誰のおかげで飯が食えてると思ってるんだ!」と。


このフレーズが幼い僕には強烈に刻まれました。父に対しての過剰な恐怖と、「自分は飯を食わせてもらっている(迷惑な)存在」という思い込みが生まれたのだと思います。


その頃から僕は気づくと、父の顔色をうかがって生きるようになりました。怒られないように。実際顔色をうかがい、先回りして喜ばれることをやりました。そうすると怒られることは全くありませんでした。だから僕は母や兄と違い、父に怒られた記憶がありません。


家庭で、綱渡りのようにうまくやっていくことができた(覚えた)。その代わりに崩したバランスを学校や友達との人間関係で表現してしまったのです。


どんな友達に対しても、日頃のうっぷんをはらすかのごとく攻撃的になる。遊びに来た友達と取っ組み合いのケンカをするようになったのもこの頃でした。


ファミコンして、負けて、機嫌悪くなって相手が嫌なことを言う。相手が反論してきたとき、小学校4年生の僕は、こう言ったのを覚えています。


「誰のおかげでファミコンができてると思ってるんだ!ファミコン分の電気代払え!」


今となっては笑ってしまいますが、こんなことを言う小学校4年生だったことは本当です。そして気づくと、友達は去って行き、僕の家でファミコンをすることはそれ以降なくなりました。


大好きだったサッカークラブでも景色が変わり始めました。


コーチが怒鳴ることが気に障り始めたのです。試合中でも練習中でも構わず怒鳴る。場合によっては手が出るのも当たり前。びくびくしながら過ごす日々。


家庭でも恐怖、好きなサッカーでも恐怖は耐えられず僕はサッカーを辞めることを決意しました。あたかも父から逃げるかのように。


「俺、サッカー辞める」


そう伝えたとき、母は心から悲しそうな顔をしたのを覚えています。そして子どものやること・言うことを何でも受け入れて母が一度だけ、強烈に僕を怒りました。


泣いて嫌がる僕を、引きずってサッカークラブの練習まで連れていこうとしたのです。でももう当時は小学校4年生。力も僕の方が強く結局強引にまで行かず、母は泣いていました。


サッカーを辞めると、とても自由な感じがありました。


練習もなく、怒る人もいない。大好きなファミコンを思う存分できる。


でも、さみしさだけが残りました。


そして気づくといつもある感情にとらわれていました。(それは大人になってから気づいたことです)


その感情とは、「罪悪感」と「怖れ」です。


この罪悪感と怖れが芽生えてしまうと、なかなか恋愛は成就しません。現に僕は長い間恋愛が成就しない体験をし続けることになったのです。


そしてその「異性から認められない」体験は、その後思春期から大人になるに連れて「成果で認めさせる」方向に成長することの原動力になっていったのです。


僕のもとを訪れる就活生も、この「成果で認められたい」タイプが多いように思います。内側の自分に自信がないとき、外側の何かでその欠乏感を埋めようとするからです。


もちろん、その原動力が悪いわけではない。むしろ強烈なパワーになって物事を成し遂げられることも多いと思います。


ただ、何かをやるときの原動力は、「愛(喜び)」か「怖れ」かしかありません。


「成果で認められたい」というのは、愛から来ているのか?怖れから来ているのか?


恐らくほとんどの場合それは怖れから来ているでしょう。


愛や喜びから来ているならば、成果を出した自分にフォーカスするのではなく、その成果を受け取ったお客さんの喜びの方にフォーカスできているはず。


僕は長い間これができず、「成果を出している自分」の方ばかり向いて、勉強やバイトや仕事をしてきたのです。


では、同じように、「自分に自信がなく」「成果を出す自分にフォーカスしている」就活生がいるならば、どのようにしてそれを改善していけば良いのでしょうか?


その解決方法のヒントを明日の第三部でお伝えしたいと思います。これは僕自身が実践してきたことでもあり、未だに実践途中のことでもあります(^^)。


今日も素敵な体験をする1日になりますように。




あなたは、自分の内側から湧いてくる自信はありますか?


あなたは、「成果を出す自分」にフォーカスしていますか?それとも「その成果によるお客さんの喜び」にフォーカスしていますか?



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