【新社会人へ】同期が優秀で劣等感を感じたらどうすればいいか?〜その3.「バランス」〜 | ライフコーチかめちゃんのブログ

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霧島と沖縄と代官山で3拠点生活しながらセミナー講師しています。2021年までは鹿児島でヨガスタジオを経営してました。2022年セミナー講師業で5億円を売り上げました。セミナーの様子をYouTubeで配信しています。

こんにちは!鹿児島の就活コーチ、亀井弘喜です。


昨夜は鹿児島の吹上町という温泉街にあるおばあちゃんの家に泊まりました。起きて朝一で向かいの温泉へ。午前は奥さん・娘2人・おじいちゃんと、近所に借りた畑を耕して野菜を植えました。

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農業前の僕と娘たち(^ ^)

農業は全身を使います。しかも日差しが厳しい中、虫もたくさんいる。長袖必須です。暑い!で疲れた身体におにぎりがおいしい!帰ってきてまた温泉。もうそれだけで幸せです(^^)。


さて、恒例の?勝手に3部作シリーズにしてきたこのテーマ。


1部「【4月から働く新社会人へ】同期が優秀で劣等感を感じたらどうすればいいか?~その1.僕の場合~」


2部「【新社会人へ】同期が優秀で劣等感を感じたらどうすればいいか?~その2.努力で追いつけばいい?~」


もともとの相談は、新社会人の女性(元就活生で僕の支援を受けていた子)からのこの相談でした。

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「今、営業の研修を受けていて、お客さんとなる企業に対して自社の商品・サービスを売り込みにいくということをやっています。私は、楽しくやれることを最優先に考えたいんですけど、同期からは「そんなんじゃダメだ。もっと高い目的意識・目標を持ってやらないと」って言われてしまって。

 なんか自分はとても甘い人間なんじゃないかって思えてきて…。しかもみんなみたく高い意識も持ってないし優秀でもないし、私はほんとにこの会社でやっていけるのかなって不安になってきちゃって。

 亀井さん、どうしたらいいですか?」
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僕自身の新社会人のときのは、「努力で追いつく」アプローチだったということを1部で書きました。


でもそれだと、永遠に終わらないスパイラルにはまってしまう、ということを2部で書きました。


ではどうしたらいいのか??


もちろん、これは絶対的な答えということではなくて、あくまでも僕の考え方です。


それは、、、「バランスを取る」ということ。


どういう意味か。


ものごとにはバランスがあります。


そして誰かと誰かの意見が異なったとき、そのバランスの対局が現れてきます。


例えば、4年前、長女が生まれたばかりの当時、僕は仕事ばかりしていました。


すると奥さんからこう言われました。


「仕事と家庭とどっちが大事なの?」


この言葉に当時の僕は傷つきました。「仕事を大事にしてる自分をわかってくれない。」と。


でもきっと奥さんは、「なんで旦那は家庭をこんなに大事にしないの?」と思って意見を言ってるのです。当時の奥さんは産休中で、仕事やビジネスという世界からだいぶ離れていました。一方当時の僕は、仕事がとても忙しくほとんど家庭にいませんでした。


「家庭も仕事も大事にする」という人生で一番バランスのいい中心軸があるとします。僕は、仕事軸に寄り過ぎていて、奥さんは家庭軸に寄り過ぎていたのです。


だから、この問題は、どちらかが間違っているわけではない。どちらかが謝罪すれば済む話でもない。お互いが、自分が崩してるバランスの分だけ歩み寄ると、最も幸せな状況が訪れるのです。


実際に、その後4年経って、今はバランスが取れていると感じています。それは僕が仕事軸バランスを少し減らして家庭を大切にするバランスにシフトし、奥さんは逆に仕事軸バランスに寄ったため。


結果的に、家事も育児も応援しあい、且つ互いのビジネスも応援しあう関係になれたのです。(もちろん、たまにケンカはしますけど 笑)


これを冒頭の相談に当てはめてみると、、、?


「もっと仕事には目的・目標をもって成果にこだわってやるべき」という主張している方をAくんとします。


「成果にとらわれず、楽しさを忘れずにやりたい」という意見を持っている相談者をBさんとします。


どっちかが間違っているわけではありません。


今の自分のバランス(自分が大切にしているもの)を忘れずに、少しだけ自分と反対側のバランスを取り入れたらいい。


Aくんは、目標達成して成果を出したい自分を認めつつ、仕事を楽しむことも許可する。


Bさんは、仕事を楽しみたい自分を認めつつ、少しだけ成果にこだわったやり方も体験してみる。


そうすると、そのAくんとBさんがいるチームは最強のチームになるのです。



ここまで書くと、僕がなぜ努力をする、という選択肢で残念な結果を招いたかわかると思います。


同期と比較して、だめだと思ってしまう自分に厳しいところを否定していた。そんな自分から脱却するんだと意気込んでいた。そうすると、過剰に自信があってうまく行く方のバランスに無理にシフトする。結果、心身のバランスを崩す、ということになったのです。


3部作でお送りして来たこのシリーズで伝えたかったこと。


「すべてはバランスでできている」


ということでした(^^)。


みなさん、今何か抱えている問題はありますか?


その問題は、「何」と「何」のバランスの問題ですか?


反対側のバランスを少し取り入れてみませんか?



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