就活中に何回泣いたか、で就活の価値は決まる? | 心理カウンセラーかめちゃんのブログ

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霧島と沖縄と代官山で3拠点生活しながらセミナー講師しています。2021年までは鹿児島でヨガスタジオを経営してました。2022年セミナー講師業で5億円を売り上げました。セミナーの様子をYouTubeで配信しています。

奥さんが、つわりがあまりにもひどくて入院して、はや3日目。毎朝、娘の保育園送りの際に近所の桜を見に行くのが習慣になりました。桜が咲くころには退院できるとよいのですが。


さて、先日人材業界を志望する内定者が集まるパーティがあり、そちらに参加したときのこと。


初対面のパーティがとても苦手な僕はいつもの通り、隅っこにたたずんでいました(笑)。すると、知り合いの就活生の子から友達の就活生の女の子(Aさん)を紹介され、話を聴くことに。


Aさんはとてもがんばりやさん。中学・高校とあまりにも厳しい部活だった反動で、正直大学生活はだらだらしてしまい、就活で自信を持って伝えられるような体験はないとのこと。Aさんの話をひとしきり聴いて、僕はこんなことを伝えました。


「大学時代、正直だらけてしまった、っていうのが本音ならば、それを伝えればいい。もうがんばらなくていい。ありのままでいいんだよ。全部正直に就活で伝えてごらん。」


すると、Aさんは涙があふれてきて止まりませんでした。


Aさんの友達の女の子(Bさんとします)を紹介されました。Bさんはすでに内定をもらっているけど、いまいち踏ん切りがつかない。どうしても行きたい会社があるのだとか。Bさんの話をひとしきり聴いて、僕はこんなことを伝えました。


「行きたいと思わないところなら、行かなくていいんだよ。誰に対してもいい顔でいようと演じていると人生は苦しくなる。自分の本当の気持ちに正直に生きていいんだよ。危ないことなんて起こらないから。」


すると、Bさんは涙があふれてきて止まりませんでした。


この頃には、僕は周辺でちょっと有名になってきました(笑)。


「亀井さんと話すと、泣けるよ。(笑)」


そんな紹介を受けてやってきたのがC子さん。


Cさんは、就活は比較的うまくいっているそう。中小・ベンチャーを受けているとのこと。なぜ大企業受けないの?と聴くと、「SPIで全部落ちるからです。」との回答。それで満足しているのだとか。


聴くと、中学時代までは学力も高く、高校は優秀なところへ入学。でもそこでモチベーションがなくなり、大学は推薦入学で、あまり行きたくもないところに入学したそうなのです。


だから自分の学力に自信が持てない。


「でもそれでいいんです。私の人生はそれで満足していますから。」


と、悲しそうに話すCさん。僕はひとことこんなことを伝えました。


「本当に満足しているの?」


すると、C子さんの目からは自然と涙があふれてきました。



みんな、一生懸命生きてきました。


泣きたい場面をこらえて生きてきたのかもしれません。


就活で、そのこらえた気持ちが溢れたとしたら。就活はただ、就職先を決めるだけのイベントではなく、とても豊かな体験になるでしょう。


就活で泣く、なんて僕の就活時代にはあり得ませんでした。


でも今は就活で泣く就活生がたくさんいます。


その分だけ人生が豊かになる。


だから、就活を通して、どんどん泣いたらいい。


泣けない人は、僕のところに来てください(笑)