まだまだ採用企業はある。
そんな情報を聴いたあなたがもし就活を続ける4年生だったらどう思うだろうか。
「本当に?」
「でもこんな時期に採用してる企業って何か問題があるんじゃ?」
「中小企業でしょ?」
もちろん、この時期に採用してるってことは何かの事情があると思う。
でも必ずしも問題があるからってことじゃない。
例えば、事業の状況が大きく変わって急遽人員が必要になるケースもある。
例えば、ここに来て辞退者が出て、追加で募集するケースもある。
例えば、12年度採用の良い学生がまだまだいると知って、新たに採用を始めるケースもある。
奇跡のストーリーは、それを信じるところからしか始まらない。
実際に僕の周りでも昨日、内定をもらって就活を終えた4年生がいいた。
彼女たちはとても幸せそうにその内定を受け取ったという。
それはそうだと思う。
ここまで就活を引っ張った不安感はどれほどのものか。
僕には想像もつかない。
よくがんばったと思う。
新卒採用の求人媒体が続々と掲載を終える中、それでもあきらめずに企業に問い合わせたり、自治体が主催のマッチングプロジェクトに応募したり。
そのあきらめない心が結果を作ったのだと思う。
就活は人生の縮図だと僕は言い続けている。
自分だけの奇跡を信じられる人しか、奇跡は起こらない。
それだけの苦労をして、就職した就職先で彼女たちはどんな働き方をするだろう。
今から彼女たちの未来が楽しみだ。
まだ就活を続けるあなたへ。
あなただけの奇跡は必ず待っているよ。
というか、実はその奇跡はこの瞬間もあらゆる人の人生に起こっていると思う。
大切なのはその奇跡を観るだけの曇りの無い眼を持てているかどうか。
曇りを外す、気づきを得よう。
そのためのヒントなら、いくらでもあるから。