人生を生きていると、色んな不安が生まれてくる。
子ども時代には子どもなりの不安。
思春期には思春期なりの不安。
就活のときは就活生なりの不安。
大人になったら、大人なりの不安。
老人になったら、老人なりの不安。
例えば、お金などは、人生のどのステージにいても不安がつきまといがち。だからみんなお金の概念がマイナスになってしまうのかもしれない。
サラリーマンであれば、今後の自分のキャリアに不安を抱かない人などいないだろう。もちろん、不安だけじゃなくて希望も抱いていると思うけど。
就活は、とくに不安のモンスターが大きくなりやすい。
就職できない自分。
面接で落ちる自分。
親からも心配され、会わせる顔がない。
友達は内定が取れていく。
フリーターになるのか?自分は。
過去への後悔も出てくるだろう。
誰かへの苛立も出てくるかもしれない。
それでも。
それでも、その不安のモンスターと向き合う方法がある。
それは、不安のモンスターに、「感情」という栄養を与えないこと。
感情という栄養を得ると、モンスターはどんどん肥大化する。現代人にうつ病が蔓延しているのは、その栄養を止める方法をみんな知らないから。
無限に湧いてくるような負の感覚の源は、自分自身の誤解であることがほとんど。
だから、誤解を解いてあげたら、栄養は止まりモンスターはいなくなる。
僕の講座やカウンセリングではモンスターはいないんだよっていうことを伝えているだけなのかもしれない。そしてそのことを心から信頼できたとき、就活はうまくいく。
そんな僕自身も、不安のモンスターと毎日向き合っている。そして感情という栄養を与え続けてしまうことも日々ある。
モンスターは、いなくなる日は来ないのかもしれない。
退治するのではなく、仲良く一緒に暮らしていく。そんなイメージで向き合えたらいいかもね。
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