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かめいひろき@東京本社です。
今日も4:00起きでした!雨模様だったので、参拝ではなくて、
読書timeを楽しみました。
いろいろと発見があったので、これはまた別途アップします。
さて、昨日夜お会いした就活生Sさん(女性)の、
エントリーシート(以下ES)を添削していて気づいたこと。
■ちゃんと、設問を見よう!
たとえば、昨日見た企業のESでは、
「あなたが学生時代に打ち込んだことによる、一番の成果を具体的に書いてください」
という設問でした。
それに対してSさんは、学生時代に打ち込んだ物語から書き始めて、
中盤に、「結果として、~できました。」という表現が2箇所あり、
最終的には、「以上のことから、貴社で~貢献できると考えています。
また、自分の強みは~と思っています」と展開していました。
ぱっと読んだあと、なんともいえない違和感を感じたのはここでした。
私:「内容の良し悪しの前に、設問を無視している時点で、
評価は低いと思いますよ。」
Sさん:「え、でもここに設問で聞いている成果は書いてるんですけど」
私:「『結果』っていう風に解釈しなおしてますよね。
結果と成果って微妙に違うと思うんです。
相手が成果を聞いてるのに、なぜ結果を答えちゃったのでしょう?」
Sさん:「あー・・・、無意識でした。」
私:「ですよね。あと、最後に志望理由と強みを強引に持ってきてるように
見えたんだけど、これはなぜこれを書いたのですか?」
Sさん:「何か、成果だけ書いても相手には伝わらないし、
志望理由とか強みを伝えたほうがいいかな、と思って。。」
私:「なるほど。もちろん、私が言っているのはひとつの意見ですから、
志望理由と強みを伝えたほうがいい場合もあると思いますが、
面接でもESでも大原則は、『自分が伝えたいこと < 相手が知りたいこと』
なんだと私は思っています。
相手が知りたいことを無視して、自分が伝えたいことを伝えるという行為を
し続けたら、その人の人間関係はどうなると思いますか?」
Sさん:「うまくいかないと思います。」
私:「ですよね。でも就活になるとみんなそれを平気でやってしまうのです。
だから、まず相手が聞いている、『成果』を『具体的に』『結論から』
書いてみましょう!」
Sさん:「はい!」
というやりとりがありました。
面接でもESでも『相手が聴いていること』を中心に伝えるためには、
『質問を繰り返す』のが有効です。
ESアドバイスは改めてやったのは数回目なのですが、
奥が深くて楽しいなーと思いました。(^^)