【就活の進め方】営業ができる、ということを証明する一番の方法 | 心理カウンセラーかめちゃんのブログ

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霧島と沖縄と代官山で3拠点生活しながらセミナー講師しています。2021年までは鹿児島でヨガスタジオを経営してました。2022年セミナー講師業で5億円を売り上げました。セミナーの様子をYouTubeで配信しています。

こんにちは!東京の就活セミナー講師、亀井弘喜です。

※就活支援活動の振り返りとして、過去の支援した就活生ごとに記事を再構成しています。(元々のブログアップの日付:2011/3/19)

就活生Sさん(女性)と面談してきました。彼女自身も、強く志望していた第一志望の企業を残念ながら不一致になってしまった直後という状況でした。

ひとしきり泣き、受け入れることができたとのこと。彼女の場合は、受け入れることができないあとの、怒りのプロセスはどうやら発生しなかったようでした。それは彼女自身がその面接を終えて、ひとつの違和感に気づいたからかもしれません。

彼女と話していて気づいたのですが、筆記試験など、「能力検査」で不合格になったのであれば、それは名実ともに、「不合格」ですね。でも面接や適性検査での不合格というのは、やはり「不一致」なのです。だから、不一致になったあとの受け止め方が、とても重要だと思いました。

そしてタイトルに書いたことですが、彼女とこんな会話を交わしました。

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S:「そういえば、この前の面接が終わった後、『予言カフェ』っていうところ行ったんです(笑)。これは夢というか、実現しないと思うので、笑わないで聴いて欲しいんですけど、そこで、いろんなことを言われたんです。その中のひとつに、『あなたは英語を使って国際的な活躍をする人になっているのが見える』というのがあって、そういえば英語がずっと好きだったなって気づいたんです。で、そのことがあって、先日の震災直後に、偶然外資系の企業の外国の方と話し込むことがあったりして、まだ全然具体的じゃないんですけど、そういうのも自分には向いているのかなって思いました!』

私:「それはすばらしい体験ですね。予言カフェ、私も行ってみたいです(笑)。でも、その英語を使って国際的に活躍する、という夢、実現させるために行動したらいいんじゃないですか?
笑うなんて、とんでもない、自分がワクワクすること、ずっと好きだったことを見つけるのは、本当にすばらしいことです。」

S:「はい・・・。でも、別に英語を使って何かしたいわけじゃないし、今すぐに英語を使いたいわけでもなくて。」

私:「うーん、なるほど。先ほど、外資系の方とお話ししたというときの表情はとても活き活きしていて、そこに何かヒントがあるように思えたのですけどね。例えば今すぐ、英語を使ってできる仕事の中で、ボランティアでもいいから手伝わせてくれるところを探してみるっていうのはどうでしょうか?」

S:「(しばらく沈黙)、ただ、今選考進んでいるところが2社あって、そこの選考は続けたいんです。」

私:「ああ、別に選考を辞退しろという意味ではないですよ。自分がワクワクしながら、自分に自信を持てる領域を続けることは、就活の面でも、その後の人生でもプラスになるかと思って。」

S:「そうですか。。。でもそれよりも気になることがあって、その2社、どちらからも『営業、本当にできる?』って聴かれるんです。その度に「出来ます!」と答えているんですけど。」

私:「なるほどー。あっ!そうだ!それなら、『英語を使って、営業する』っていうのをやっちゃえばいいんじゃないですか?例えば、、、家の近所の外国人が運営している英会話スクールに片っ端から電話して、『給料なしでいいので、営業のお手伝いさせてください!』って。その英会話スクールからすると、断る理由、ないですよね。(^^)」

S:「そうですねー。。でも、そのことと就活って両立できるんでしょうか?就活は就活で集中したほうがいいと思うんですけど・・・」

私:「あ!出ましたね。『~してもいいんですか?』質問。(笑)いつもの通り、答えはありません。Sさんが人事だったら、『就活に集中するために、バイトも休んで、ほかのこといっさいやってません!』っていう学生と、『就活を充実させるために、今自分が足りないことを補う経験として、英語を使って営業する、という体験をしています。結果として営業の成果は、電話XX件かけて、XX件成約しました。私は営業が「できる」というより、既にやっています。』っていう学生、どちらを採用したいですか?」

S:「あー、(笑顔で)後者ですね。」

私:「ですよね。注意して欲しいのは、別に英会話スクールのテレアポをやることが目的ではないし、やってもやらなくてもいいんです。ただ、もしやってみたくない、という気持ちが出てきたら、そこに実は自分の内面のヒントがあるということなのです。それはきっと、社会人になって、実際に営業を始めるときにも感じる心のブレーキだからです。
だから、別にやってもやらなくてもいい。ただ、そういうことをやる選択肢が常にあるのだということ、そして行動に勝る説得力はない、ということ。さらに、それを通して、自分が本当に求めるものは何なのか、ということに気づけると、今回の『予言カフェ』の価値はあがりますよね(笑)。」

S:「わかりました。できるかどうかわからないけど、考えてみます!」
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今回は、彼女にこれまで出してきたいろんな課題の中で、間違いなく一番ハードル・やりがいともに高いものになりました。

どんな結果になることか、今から、楽しみにしています(^^)。


全ての就活生は無限の可能性があり、全員大好きな会社から内定をもらえる!僕は誰よりもそのことを信じ続けます!

東京の就活セミナー講師、亀井弘喜でした!