【面接官の気持ち】 「面接の練習」として受けにくる就活生の皆さんへ | 心理カウンセラーかめちゃんのブログ

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霧島と沖縄と代官山で3拠点生活しながらセミナー講師しています。2021年までは鹿児島でヨガスタジオを経営してました。2022年セミナー講師業で5億円を売り上げました。セミナーの様子をYouTubeで配信しています。

こんにちは!東京の就活セミナー講師、亀井弘喜です!

突然ですが、「本命ではないし、はっきりいって興味ないけど、とりあえず応募した会社で、面接の案内が来た!」とき、就活生の皆さんはどんな選択肢を取りますか?

① 面接の練習になるから、とりあえず行く!

② まだ定まってないし、そんなに志望度合い高くもないけど、会ってみたら何かあるかもしれないから、自分の軸と照らし合わせて確認しに行く!

③ 残念ながら受けても、その後内定になっても行かないから、その場で、丁重に辞退する。(辞退理由も明確に伝える)意欲もないのに、選考を続けたことを詫び、逆にここまで選考いただいたことを企業に感謝する。

この内定率が57%の時代、就活生の皆さんの一番の不安は、

「内定が取れないこと」

だから、「面接はたくさん受けておこう」

① 面接の練習になるから、とりあえず行く!という学生さんが圧倒的に多いのです。

そんな学生さんに私が聴くこと。

私:「あなたは、弊社の選考を合格することを、内定を取って、活き活きと働くことを、本当に心の底から望んでいますか?」

① の皆さんは、必ずここで、正直になって、

学生さん:「すみません、全然御社のことを知らない状態で来ました。」となります。

私:「では何故、今日お越しいただいたのですか?」

学生さん:「正直なところ、面接の練習になるかなと思って・・・。すみません。」

私:「正直にお話いただいて嬉しいです。練習で来ていただいても、あなたの就活力が上がるなら、私としては嬉しい限りです。

ただ、人生には、投げたものが返ってくるという法則があります。

あなたがいつか、企業の人事になったとき、学生に面接の練習で来られてしまったとしたら、どう感じますか?

あなたの企業には興味もない就活生に、面接の打診をしたとき、就活生に①~③のどんな対応をとって欲しいですか?」

学生さん:「②か③ですね。」

私:「そうですよね。就活も、その後の人生も、忘れてはいけないただ一つのことは、『自分がして欲しいように相手に接する』『自分がされたくないことは相手にしない』ということだと思います。

自分がいつか面接官になったとき、こういう就活生、いいなーと思うような振る舞いを是非していってくださいね。

それができたとき、人間として大きく成長しているはずです。」

学生さん:「・・・わかりました」

こんなやり取りが結構日常茶飯事です。

でもそんな彼らは、きっと真剣に向き合う就活をしてくれるはずです。
だから、私は、そういう学生さんと会うことが最近嬉しく思えるようになりました。

全ての学生さんが、自分に正直な就活を送りますように。

ではまた面接行ってきます!