1/2(日)おすすめ本「ゆびさきの宇宙」(生井久美子) | 心理カウンセラーかめちゃんのブログ

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霧島と沖縄と代官山で3拠点生活しながらセミナー講師しています。2021年までは鹿児島でヨガスタジオを経営してました。2022年セミナー講師業で5億円を売り上げました。セミナーの様子をYouTubeで配信しています。

かめいひろき@東京自宅です。


年末から年始にかけては少しこのブログも
お休みさせていただきました。


今日から再開してまた毎日更新していきます!


ということで新年一発目のおすすめ本。


ゆびさきの宇宙―福島智・盲ろうを生きて/生井 久美子

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これは実は年末に著者の生井さんから
贈っていただいた本なんです。


生井さんは朝日新聞記者で、
先日電話でインタビューを受けたのですが、
そのお礼としてこの本を送ってくださいました。


経緯は実はこちらの本。


親が死ぬまでにしたい55のこと/親孝行実行委員会

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これは去年の6/27に倒れた母親のもとに向かう
新幹線の車中で読んだ本。


とても身につまされて出版社に感謝の手紙を書いたのです。



そして半年経った12月、出版社の方から電話があって
朝日新聞の方が取材したいとのこと。


大阪出張中の中、ホテルで夜12時から30分くらい
電話で取材を受けました。


とても柔らかな語り口調で、
真剣にお話を聴いてくださいました。


そして記事が12/20の朝刊に載りました。
(匿名にしていただきましたが)


お礼のお手紙まで添えて著書を送ってくださり、
本当に感謝しています。


そして肝心のこの「ゆびさきの宇宙」について。


本は、盲ろう(全く目が見えず、全く耳が聴こえない)
の福島智さんへ長年取材した内容をまとめたもの。


盲ろうという言葉自体が辞書にない、
ということでしたが、「盲ろう」と入力しても
変換候補がでないことを知って実感しました。


目が見えず、耳が聴こえない、
というのはどんな世界なのか。


全く想像がつかなかったのですが、
この本を読むと少しその世界観に触れることができました。


福島さんは盲ろうの世界を生きてくることができた要因として
以下の3つを挙げていました。


①ユーモアのセンス


②常識にとらわれない自由な発想


③自分の存在、つまり自分が生きていることには、なにか必ず意味が
 あるにちがいない、と確信すること。



これは、例えば仕事で行き詰まった時なども
応用できることなのではないかなと思います。


あるいは、就職活動で行き詰まったときも。


今年も一年、ユーモアのセンスを忘れず、
常識にとらわれず自由な発想をして、
自分の存在の意味を確信して生きていこうと思います。


すばらしい本をご提供くださった
生井さんに心から感謝です。