昨日は黄色い人の12日目。
黄色い人のエネルギーは道を究めたり、こだわりや自由意志という自分をしっかりと確立するみたいなイメージがあります。
その12日目ともなると、その答えが浮かび上がってくるという時期になるようです。
第2の城はそぎ落とし、自分にとって不要なものが洗い流されて、大事なものが見えてくる。そんな期間として、宇宙がエネルギーを注ぎ込んでいるという感じでしょうか?
私はこの第2の城で何を洗い流して、その結果何が見えてきたのでしょうか?
信仰の問題ですね。
きっと。
私の人生において、大きな変化と大きな気づきと大きな運命の渦に巻き込まれてしまった、この統一教会の信仰という問題についてとことん考え続けた日々でありました。
この問題について、元シックの方、もしくは現役ではあるけど、組織に疑問を感じている方、または家族や友人に統一教会関係者がいる方、その立場によって、その考えは様々であると思います。
そして、歴史の中でこのようなことが起こっているという事実をどう解釈していけばいいのでしょうか?
今、政治と統一教会の問題が取りざたされて、マスコミはそのほんの一部、それも一方的に統一教会が悪しきものとしての解釈しかしていないように思います。
でもこれだけの影響を世界に与えてきた統一教会であるということが少しづづ浮き彫りにされている中で、これが世界の歴史に大きな影響を与えていることだけは確かではないかと思います。
正直、元シックの私でさえもびっくりしています。
それではそれを創設された文鮮明氏は何をしようとしていたのか?
それともただの駒であったのか?
その上にそれを動かす存在がいたのか?
いろんな考察をすることができると思います。
今日はk104。黄色い人の13日目で黄色い人の最終日であると同時に、第2の城の最終日でもあります。
何度も言っていますが、不必要なものがそぎ落とされて、自分にとって大事なものが見える、自分軸がはっきりするということがテーマとなっています。
毎日のエネルギーの特徴を長年のマヤ暦研究の中から、短い言葉で表してくれている書籍があるのですが、そこに今日のエネルギーの特徴がこのように書かれています。
節度を意識することで、宇宙の加護を受ける。気づきで終わってこそ再出発がなされる。まいた種は、時間とともに必ず実となる。
ああ、節度だったんだ。
統一教会の問題はこの節度を守らなかっただけではないか。
そんな風に感じました。
だから宇宙の加護も受けることができなくなり、こんなにたたかれまくってしまっている。
統一教会の教理を信じることをやめた私ですが、だからと言って統一原理が真理でないのかどうかはわかりません。
私が信じることをやめたからと言って、それが真理でないと断言してしまうのは、それは自分のおごりかなとも思うので、このくらいの言及にとどめておきたいと思います。
節度を、守らなかったということに気付いて、統一教会側もまた信徒の一人一人もそれを反省して、これからの活動をどのような方向性でいかなければならないのかとしっかり打ち立てて再出発しないと、ただの世間を騒がせた悪徳組織としてしか残らなくなってしまうのではないかと思います。
まいた種は、時間とともに必ず実となるとあって、私たち信徒たちが費やした心情は無駄にならずに、後世に実を結んだらいいなと感じてなりませんでした。
その心情は本当に微妙な感覚です。
信徒一人一人微妙に違います。
少しでも動機が間違うと、天はそれを打ちます。
こんな経験を信徒たちはしてきているのです。
だから動機を正そうと、本当に真剣に戦ってきたわけです。
少なくとも私はそうでした。
本当に後世に平和な世を残していかなければならないと、祈りながら万物復帰をしたことが思い出されます。
このままでは日本が滅ぶなんて言われて、まさに恐怖信仰みたいですけど、これがただのはったりだったかもしれませんが、それを聞いて若かった私は、本当に日本を守りたい、平和な世界を実現したい、神様を解放して差し上げたいという動機で活動をしました。
少しでも自分の実績がとか、褒められたい、認められたいなんていう思いが湧くと、途端に結果が出なくなったり、変な人に出会わされたりしたものです。
この心情が私たちシックが蒔いてきた心情の種です。
それが実を結ぶ日が来ると今日のエネルギーが教えててくれています。
統一教会に対して、批判したり、肯定したり、とにかくいろんな感情が沸き起こったこの第2の城の期間でしたけど、昨日のシェア会でまだ現役のシックであるマヤ暦アドバイザーの先生が言われていました。
統一教会がどうであれ、自分が選んで祝福を受けた。(祝福とは統一教会のマッチングによる結婚を意味します)
そして、その結果、生まれてきた子供たちがいる。その子たちもまた家庭を持って子孫を残していく。
そうして繋がっていく子孫たちが後世にどんな影響を与える存在になるかはわからない。
今後、歴史が証明するものではないか。
今の時点で、統一教会が悪いとか良いとか言えるもんではない。
このような言葉を言われたかどうかはちょっと怪しいのですが、私の見解も混じった表現になってしまっています。
彼女は赤い龍というエネルギーを持っています。
赤い龍は生命の誕生とか、血族とかに敏感なエネルギーです。
彼女の話を聞いて、なんとも赤い龍らしい言葉だなと感動しました。
神様が日本人のDNAを世界中に蒔くために、統一教会を通して、日本人を世界中に送り届けたと考えることはできないでしょうか?
私が出会った分派(第4イスラエル研究会)の考え方の中には、文先生は決して反日ではなかった。日本人の素晴らしい特性をちゃんと理解していた。ただ、反日思想を掲げないと、韓国内で統一教会を宗教法人として立てることができない、当時の社会情勢があった。と数多くある文氏のみ言葉集を読まれて解釈されていました。
何が本当なのかそれはわかりません。
でも、そういういろんな人々の中に湧き上がる考え、思い、思想などを調和させながら、この宇宙が存在しているのではないでしょうか?
日本の先の大戦についても未だにその是々非々が問われています。
でも言えることは、兵士の方々はいろんな魂レベルがあったにせよ、日本を守るため、自分の家族を守るために戦われたのです。
この犠牲の上に今の日本があります。
そして今の世界があるのです。
今、「永遠の0」という小説を読み返しています。
虎ノ門ニュースの視聴者として、ハチャメチャなことを語っている百田尚樹先生の小説ということで、日本に帰ったときBOOKOFFで100円コーナーで見つけた小説です。ちょっと気になって買ってしまいました。
これは日本ではドラマ化、映画化もされているようで誰もが知っているのかもしれませんが、私のように海外にいるとその存在さえも知りませんでした。
安部元首相もこの小説を読まれて、何度も涙し、文庫本が発刊されたとき、大量に購入して自分の知人たちに読んだらいいと勧められたという逸話を聞きました。
先の大戦を批判される方も、その兵士の一人一人がどんな思いで戦場で命を落として行かれたのか、この本を読むとその一部が分かると思います。その思いまでも否定するとなるとそれこそ人間としての資質を疑いたくなります。小説ですが、全くの作り物ではないと思っています。
本当にそれまで意識をしていなかった私の母方の祖父もフィリピンの地で戦死しています。という事実を他人事のように聞いて知っていただけでした。なんの関心もなかったのです。もちろんだれからも教えてもらうことがなかったということもあったと思います。
でも、この小説を読んで、初めて私の知らないおじいちゃんに思いをはせることができました。
どんなに生きて帰って娘と妻に会いたかっただろう。
私の母は祖父についての記憶はないと言っていました。
戦死の知らせを受けたのは母が3歳の時と聞いています。
それから、母と祖母は食べるものも食べれず、お風呂にも自由に入れない、貧しさのどん底を味わって生きてきています。
その体験だけは何度も聞きました。
この国を思って、家族を思って戦われた兵士の方と日本を思って、世界を思って、神様を思って活動をしてきた統一教会の信者が重なるのです。
これが日本人の魂ではないかと。
同じなんです。
私もおじいちゃんのその魂を受け継いだ一人だったのではないかということです。
だから、やっぱり過去の信仰時代をバカだったなとか簡単に否定したくない思いがあります。
これは消えないのです。
それだけ真剣だったということを是非、今、統一教会を批判している人に知ってほしいと思います。
こんな心情を持つに至った、統一教会の教え、文氏の思想がただの悪というレッテルを貼ることはできないように思います。
結局、こんな結末になってしまいました。
また、変わるかもしれません。
その時はご容赦願います。