韓国は勝者、日本は敗者?! | ちょっと微妙にスピリチュアルな話

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ここ何日か初夏の訪れを感じる陽気になってまいりました。

 

皆様いかがお過ごしでしょうか?

 

韓国では長い自粛ムードから一転して、コロナの新規感染者の数がほとんど出なくなってきた状況から、この大型連休を利用して海外には出られないものの、国内の観光地に出かける人も出てきました。

 

まだまだ油断はしてはいけないと、政府のほうは自粛を願っているようで、子供たちのオンライン授業の方も、休日の合間合間の平日には授業が行われているようです。連休を利用して出かけるなとでも言っているのでしょうか?

 

この連休に出かけて万が一コロナに感染した学生から感染が広がってはいけないとのことで、連休が終わってから2週間後が学校が始まる日の有力候補のようだと娘が言ってました。

 

それに引き換え、日本はこのゴールデンウィークが完全自粛体制のようで、こんなにも出かけるには最高の天気の良い時期に「家にいなさい」なんてなんとも皮肉な感じを受けてしまいます。

 

実家の父に連絡すると、お店(理髪業)も閉めてくださいとの要請が出たとのことで、強制ではないようですが、開けていてもお客さんはこないので、お店を閉めて協力金の援助をもらう方がいいと言われたとのことでした。

 

ということで父は家にいてもすることないし、一人なので、とても元気のない声の様子に心配になり、日本政府の対策が本当に正しいのだろうかと疑いたくなってしまいました。

 

結果論なのでどういう対策が正解とは言えないことはよくわかってます。

 

これまで自粛していなかったら感染者数がうなぎのぼりになって大変な医療崩壊を招いていたかもしれないということを否定することはできないからです。

 

今でも病院によっては重症な感染者がどんどん増えて戦場のようなのかもしれません。

 

 

去年母の病状が突然悪化して、自分の衣食住がなんとか一人でできていたのに、一人で立つ力がなくなって3日後には帰らぬ人となってしまいました。

 

まさかそんなにすぐに逝ってしまうなんて思ってもいなかった私は、母の最期に会うこともできませんでした。

 

実際一緒に暮らしていた父も、看護師さんのケアーが終わって、居間でちょっとお手伝いをしてくれていた隣のおばさんとお茶を飲んでいる間に一人母は眠るように息を引き取ってしまって、最後の時は誰も傍にいることはありませんでした。

 

ただでさえ心配症の母に多大な心配をかけ、母の病気の原因を作ってしまったのは私本人だったとも言えるのですが、病気にかかるということも全て意味のあることだと言うし、また人にはそれぞれ寿命というものもあるという運命論を信じるときに、素直に母も寿命を全うしたんだなと思うことができました。

 

そう考えると、今回のコロナウイルスも感染するのも重症化するのも、またそれがきっかけとなって命を絶たれてしまうのも一人一人の運命であるということも言えないだろうかという風に考えてしまうのです。

 

運命論を信じない人にとってはとんでもない発言で気を悪くされましたら申し訳ありません。

 

韓国に感染が蔓延し出した当初、PCR検査をする人が殺到して、集団感染も起きていましたから、徹底して濃厚接触者一人一人を突き止めて検査を強要していったわけですが、そのせいで当然、陽性反応の出た人の中には無症状や医療の助けを必要としないような人もたくさん出てしまい、感染者数がうなぎのぼりに増えて、このままでは医療崩壊に至るのではと心配するほどでしたが、結果的に今の現状を見るとその対策が功を生じた感があります。

 

当時、うちの婿が「韓国の対策が素晴らしいから今は感染者が増えているけど、韓国はいち早くコロナが終息する。それに引き換え日本はオリンピック開催に影響が出るのを恐れてPCR検査をわざと行っていないから、これから感染が広まって大変になる」と自信ありげに言っていました。

 

当時、日本の対策はPCR検査のし過ぎで陽性反応者が急激に増えると医療崩壊が起こって、救える命が救えなくなる恐れがあるとのことで、熱が出ても4日間は家で隔離するようにとの指示が出ていたときでした。

 

私は日本の対策の方が正しいのではないかと思っていました。医療崩壊が一番いけないことだと思っていたからです。

 

今となってはうちの婿の言っていたことが当たっていたようで、コロナ対策に関して言えば、韓国は勝者、日本は敗者みたいな印象を受けてしまっています。

 

馬鹿ですね。こんなことで勝ち負けを競うなんて。でも自分の中にそういう感情があるのを感じます。

 

だからムン・ジェイン政権の支持率はどんどん上がっていきました。選挙も圧勝し。

 

果たしてこれがこれからの韓国にとってどういう影響を与えていくのかははっきりいってわかりません。

 

赤化していくとも言われていますが、反日政策が進み、国民が自尊心を高めて幸せになっていけば韓国にとってはそれはそれで良いことのようにも思います。

 

在韓日本人である私たちにとってはますます住みにくい世の中になるのでしょうか?

 

父の国である韓国と母の国である日本が一つになって世界を生みかえていくなどと統一教会では言われていました。それを目指してすべての反対を押し切って韓国にお嫁に来た私たちです。

 

韓国と日本が仲良く一つになれるようにといろんなことをしてきましたが、私自身も24年が過ぎ、ますます仲たがいをしているような気がして、私たちの犠牲は何か意味があったのだろうかと疑わざるを得ません。

 

文氏が再臨主であり、世界の歴史が神様の摂理であったと仮定すれば、この結果はあきらかに統一教会の信徒たちの失敗によるものです。

 

一度は信仰を捨て、神の摂理を全て否定しましたが、それでも私たちの犠牲が神様の摂理上、意味のあったことであるならば、私の人生も意味のあったこととして報われるかもしれません。

 

そんなことをまた最近感じ始めています。