皆さんヤングケアラーという言葉は知っていますか？
調べてみるとー...。
※ネット参照
【ヤングケアラーとは】
家族にケアを要する人がいる場合に、大人が担うようなケア責任を引き受け、家事や家族の世話、介護、感情面のサポートなどを行っている、18歳未満の子どものこと。
私は子育て動画をアップすると
「将来、ヤングケアラー決定だな！」
「親が障害者で子供がかわいそう」
「子供の事を考えて下さい」
「なぜ障害があるのに
子供を作ったのかわからない」など
私としては様々な
キツい言葉をいただいた事があります。
全て何かをしてもらう＝親の介助
というのであれば
ヤングケアラーと言われても仕方ないのかも知れません。
正直障害を持つ身であり、尚且つ母である以上
ヤングケアラーと呼ばれる境界線が
わかりかねるのが正直な気持ちです。
もちろんその言葉によって
救われる子もたくさん居るのかも知れないというのも
事実だと思います。
でも何でもかんでもヤングケアラーだと
決めつけるのはいかがなものだろうと
私は思ってしまいます。
例えば、親は健常者でありながら
子供がお手伝いをしたいと言い、
お皿を食卓に並べたり
洗濯だって畳む事だってあります。
でもそれはヤングケアラーとは
呼ばないのですか？
この家族の親が障害を持っていたら
ヤングケアラーだ！かわいそう！頼るな！などと
言われてしまうのでしょうか。
私の娘は現在4才になりました。
何でも自分でやりたい！という思いが
強くなってきたなと成長を感じています。
その際、私が洗濯を畳んでいると
「私もやりたい！」といって
娘なりの畳み方でお手伝いをしてくれます。
また最近とても嬉しかったのが
「めいちゃんが大きくなったら
ママのお風呂入れて洗ってあげるね！」と
言ってくれたのです。
私は正直、出来る出来ない関係なく
娘の気持ちが何よりとてもとても嬉しかったです。
でも実際、行なう時が来たら
＂ヤングケアラー＂と呼ばれてしまうのでしょうか。
私はその時思いました。
ヤングケアラーというのは子供がどう思うのか、
または生活に支障をきたすか
きたさないかによると思うのです。
子供は勉強や宿題もあったり、
もちろん友達と遊んだりゲームをしたり
子供なりのやりたい事や成長過程があります。
それを我慢させてまで親の介護を優先させるのは
問題になっていくものではないかと思います。
でも親が障害者であれ健常者であれ
親のお手伝いをしたい！という子供は
成長の過程で出てくるものであると思っています。
そこを＂親がするものだから＂と
やめてしまうのもどうなのかと思いました。
私は娘が何かしてくれた事をアップすると
ヤングケアラーとすぐに言われてしまいます。
それ以前に障害者が子供を出産した時点で
＂将来ヤングケアラー決定だな＂という
メッセージをいただいた時はとてもショックでした。
この子は辛い思いをしに生まれてきたの？
私の介助のためだけに生まれてきたの？
とまで入院中に思ってしまった事を
今でもとても覚えています。
でもその時、思ったのです。
絶対ヤングケアラーと呼ばせないような
子育てをしていこうと。
もちろん最近は「お手伝いしたい！」と
娘が自ら言ってくれる事もあるので
そこはお願いしています。
でも親の介助だと思われないように
私は1人の大切な娘として
自由に娘の選んだ道を歩んでほしいと思いながら
育てていきたいと思っています。
＂ヤングケアラー＂とは
子供が"そう思うか思わないか＂あるいは
＂生活に支障をきたすかきたさないか＂
によると思っています。
正直普段は誰に似たのか（おそらく私だけどww）
天真爛漫でおてんば娘です（笑）
でも親バカになってしまいますが
とても今では心の優しい子に育ってくれています。
なので娘がやりたい！と
自ら伝えてくれた時にはお願いをして
後は出来るだけ障害を持っていても
ママは出来るんだよ！
というのを見せていきたいなと思っています。
私は＂ヤングケアラー＂という言葉により
救われるお子さんもいれば
傷付くお子さんも居るという事を知ってもらいたいです。
あの子は可哀想と思うのであれば
力を貸しましょう！
あの子は素晴らしい！と思うのであれば
褒めてあげましょう！
たった一言の言葉で子供の人生が左右される事を
身を持って知っていただきけたらと思いました。
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