みなさんお疲れ様です。


みなさんはこっちの方があっちよりもいい。と判断出来るのは、みなさんの中にこっちの方がいいというデータがあるからだと知っていましたか?


何かに対してのデータが頭の中になければ、それに対して判断する事は出来ません。


そしてそのデータは、この世界に来てから誰かに教わったものが、インプットされています。


なので教わった事が違えば、データも異なるので、こっちの方がいい。という判断基準は人それぞれ違うのです。


赤ちゃんは、データが入っていないので、こっちの方がいいという判断は出来ません。


親がこっちの方がいいよね。と与えた物を身に付けたり、遊んだりしているだけなのです。


ある程度成長して、親がこっちの方がいいんじゃない?と言うと子供はそうなのかな?と親の頭の中のデータ通りに行動しようとします。


そして子供のデータの中に、あっちよりも、こっちの方がいい。がインプットされるのです。


親がこっちがいいと思うよ、と子供に言い続けると、子供の頭の中のデータは親の頭の中のデータと同じようになっていきます。


だから親がこっちの方がいい、と思う事を子供もこっちの方がいいよね、と言うようになるのです。


親がこっちの方がいいんじゃない?と言わずに、どちらを選ぶのかを子供に託すと、子供は頭の中のデータがない事は、どちらにすればよいかわからないので、どちらでもいい。と言うようになります。


そしてどちらでもいいけど、こっちにしてみようかな。と選んだデータが子供の頭の中にインプットされるのです。


何かを選択する時に、親が口を出さず、全てを子供に選択させていると、子供がこっちにしてみよう、と選んだ事が子供の頭の中にインプットされていくので、親の頭の中のデータとは違うデータが子供の頭の中に記憶されるということになります。


だから親と考え方が全然違う子供もいるのです。


私は子供の頃から自分でこっちがいい。と選択して頭の中にデータをインプットしてきたので、親の考え方とは全然違います。


何かを決める時も、まずは自分で考えてこっちにしよう。と決めた上で親にこうする。と報告していました。


大人になってからも、自分で考えて選んで行動する、が当然になっています。


子供に自主性を身に付けさせるためには、自分で考えて選ばせる事が大事なのです。


親がこっちがいいんじゃない?と親の頭の中のデータを子供に言い続けると、子供は自分で考えてこっちがいい。と選ぶ事が出来なくなるのです。


大人でも自分で考えて選べずに親に決めてもらってる人達がいますよね?


何でも親に決めてもらって自分では決めない。だから自分の気持ちがわからなくなる。


こっちがいい。と選べなくなる。


自分で考えて選んだデータがインプットされずに、親のデータがコピーされて子供にインプットされていく。


子供は親のコピーではありません。


子供は子供だけのデータをインプットして、こっちがいい。を自分で選んでいかないといけないのです。


みなさんは自分だけのデータをインプットしていますか?


親のデータをコピーした人になっていませんか?


それが正しいデータなんだと、勘違いしていませんか?


他人のデータをそれは間違ってる!と否定していませんか?


この世界には正しいも、間違いもありません。


こっちが正しい!は頭の中にこっちが正しいというデータがインプットされているだけなのです。