「知」のソフトウェア 情報のインプット&アウトプット 立花隆
アルキメデスは風呂の中で浮力の原理が頭の中に閃いた瞬間に、
「ユーレカ(わかった)」と叫んで風呂から飛びだし、
裸のまま街を走ったという。
何かを探求していれば、必ずそのうちに「ユーレカ」の瞬間がやってくる。
「ユーレカ」は快楽である。
おそらく人間が味わうことができる快楽のうちで、
最も上質、かつ深い快楽の一つだろう。
・・・
本を読んでいるうちにメシを食うのを忘れ、
デートの約束を忘れて読みふけった経験を持つ者は少なくないだろう。
それくらい強い「ユーレカ」欲求に突き動かされての仕事であれば、
認識過程の一つ一つが頭の中に刻み込まれいく。
(p173 コンテ型と閃き型)
↓(所感)
しかし、裸のまま何メートルくらい走ったんだろう・・・、アルキメデスさんは。
「ユーレカ!」と一瞬思っても、ロジックのある部分が欠落していて、
完璧なユーレカでないことや、小粒なユーレカの場合が多くある。
これが怖い。へたげに快楽の要素を持っていることは、ある意味、怖いことと思う。
コンテを作ろうが作るまいが、
流れるものはそれまでに集めた材料である。
よいものが書けるか書けないかという問題は、
自分が集めた材料に最適な流れを発見してやれるかどうかという問題と同義である。
(p168 コンテ型と閃き型)
↓(所感)
泣いてる材料がいっぱいあるなぁ・・・
