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戦とは、不思議なものである。
まず、勝敗が生きものだとしか思えない。
指揮官の性格や、その人生までが滲み出てくる。
耶律奚低の指揮する軍は、隙がなく、緊張に満ち、
しかし非凡さは感じさせない。
下巻 p269
↓(所感)
ものすごい迫力だった。北方謙三、恐るべし。
個性豊かなキャラクターそれぞれに、長短の部分があり、誰が優れている、ということではなく。
それを知りながら、通す部分と、変化させる部分がそれぞれにあり、
敵味方関係なく、登場人物が魅力的に描かれていた。