「柔よく剛を制す」 柔道ストラテジー (日経ビズテックNo010)  デイビット・ヨフィー | 28歳、研究開発職男性の読書日記。兼、美味いもの巡り日記。

「柔よく剛を制す」 柔道ストラテジー (日経ビズテックNo010)  デイビット・ヨフィー

ビジネス

日経ビズテックNo010

強大な競争相手に勝つために

三つの原理

「ムーブメント」・・・強大な先発企業と真正面から戦うことを避ける

  ・「子犬作戦」 (先発企業のレーダー網から逃れる)

  ・「戦いの場を決める」 (舞台を自社に有利な所へ誘導)

  ・「素早くフォロースルーを加える」 (後発の追随を絶つ)

「バランス」・・・相手に押されたときにバランスを保つ

  ・「相手をつかむ」 (全面的な対決を回避)

  ・「仕返しを控える」 

  ・「引かれたら押す」 (相手の勢いを利用して、自社を有利な立場に置く)

「レバレッジ(てこの作用)」・・・相手の資産やパートナー、ライバルまでを自社の強みに変える


↓(所感)

今日のヒンギスvsシャラポア戦に適用すると、

ヒンギスはまずライジングという「レバレッジ」を使い、シャラポアの球の速さをラリーテンポの早さに変える。

その中に、山なりの深いショットを織り交ぜて、強打の打ち合いを避ける。「ムーブメント」する。

この二つで徐々にシャラポアが持つリズムを変えてミスを誘う。

解説の松岡さんも言ってましたが、シャラポアは強打を打てば打つほど損をする。

そして、「素早くフォロースルー」。

自分が誰だかわからなくなったシャラポアが、球速を遅めたり、ドロップショットを使うと、

ヒンギスはその展開を待っていたかのように、今度は自ら点を取りに行くアングルショット。


解説の伊達さんが、「テニスはチェス」と言っていましたが、

ヒンギスの、この2段3段の戦略がすごかったです。