クラブマンエステート その３ (Kuni)

右クォーターパネルは、給油口の下に小さな穴がある程度で思ったより悪くない。

ひずみを研ぎ込んでみるとこんな感じ。

左サイドはタイヤハウス後部に補修跡があり、錆がパテを押し出してきている。

取り除いてみるとこんな感じだ。

おそらく、本国でサラッと仕上げられたのであろう。

その後、良くない部分を切断すると、張り替えてあるにもかかわらずインサイドにまで錆が出ている。

幸いな事に、インサイドまで錆はあるものの、穴までは無いようだ。

サンドブラストで錆を取り除き、防錆。

この場面のリペアパネルも入手できる様だが、作った方が早い。

ここはあえて突合せで溶接する必要も無いので、トーチで熱を入れながら、Ｍｉｇ溶接。その後スポット溶接。

熱を入れながら溶接する事で、鉄板が冷めた後のひずみを最小限にとどめる事ができ、ポリパテも最小限で済むのだ。

ここの錆の原因は、クォーターガラスからの雨漏れ。

それを無くする事で、ここからの錆はとても良いレベルで抑えられるだろう。

つづく。