kukuさんとは2年前に短期リモートをしましたが、1番最初に修正してもらったのはアドレスでの膝の曲げすぎです。


膝の曲げすぎは右膝にも負担がかかるし、懐が狭く色々なミスが出やすくなる原因と捉えていました。


誰が教えた?グリップも極端なウィークからスクエアに握れるように変えています。


現状のスイングは右膝の手術を考慮したうえでも、非常にしっかりとした体幹とスムーズな回転動作ができているのが分かります。


良い点は👌


アドレスからバックスイング、そしてフィニッシュまでの流れに無駄な力みがなく、非常にスムーズです。


スイング中、頭の位置や体の軸が大きくブレず、しっかりと身体の回転でボールを捉えようとしています。


フィニッシュまで綺麗に身体が回り切っており、バランスよく立てています。


気になる点と注意のポイント(右膝の影響)


3つの動画を見ると、インパクトからフォローにかけて右足のかかとが早めに浮き上がり、右足首・膝が左方向へ流れるような動きが少し見られます。


右膝の手術をされていますので、この右足の蹴り出しや横への流れが強すぎると、手術した右膝やその周辺の関節・筋肉にねじれのストレスや過度な負荷がかかる原因になります。


それでキックインの動きです。


これは股関節の屈曲(ヒップヒンジ)の習得を目的としますが、股関節にボールを挟み潰すイメージを持つことで、腰が反ったり骨盤が寝たりするのを防ぎ、前傾角度を保ったまましっかり股関節に体重を乗せやすくなります。


手先でクラブを上げるのではなく、下半身(股関節)の力を起点にして身体を回す土台が作れます。


バックスイングや切り返しで股関節に圧力をかけた後、ダウンスイングからインパクトにかけて、その圧力がキープしきれずに右足がめくれ上がったり、膝が前に出たりしていませんか?


右膝の骨接ぎ手術をされているため、無意識のうちに痛めた脚をかばう、あるいは踏ん張りを緩めることで、下半身の力が逃げている可能性があります。


キックインの動作自体は正しいですが、それが横方向へのスライド(流れる動き)になってしまうと、軸がブレてダフリやトップの原因になります。


あくまでその場での鋭い回転(旋回運動)の中にキックインの力強さを内包させるイメージが理想です。


右股関節でしっかりボールを潰す感覚を作ったら、無理に足首や膝で蹴り出そうとせず、みぞおちや胸を目標方向へ回すことだけに集中してみてください。


回転の遠心力で、右足は自然についてくる程度がベストです。


右膝に不安がある状態での過度な蹴り出しや横へのスライドは大きな負担になります。


その点、股関節を意識するキックインの動きは、膝へのねじれストレスを減らして股関節主導で回るための有効な手段ですので、方向性を少し微調整するだけでさらに良くなります。


ぜひ回転軸の安定と痛みのない範囲での体重移動を意識して続けてみてください。


それと何回と話している左くるぶし下への荷重移動イメージです。


これを意識することで回転の軸(ピボット)が出来て来ます。


左足のくるぶし下からかかと付近にかけてしっかりと重みを乗せる(地面を踏む)と、そこが頑丈な回転軸になり、骨盤がスムーズに後方へ引け左かかと・くるぶし下に軸ができることで、インパクトからフォローにかけて左のお尻を後ろ(後方)へ引くスペース(クリアランス)が生まれ、腰と骨盤が驚くほどスムーズにターゲット方向へ回転できるようになります。


そして入射角が安定し、強い球が打てるを目指していました。


体が伸び上がらずに低い重心のまま回転し続けられるため、インパクトゾーンが長くなり、分厚い当たりのドローボールが打てるようになって来ます。


以前はつま先荷重で回転が詰まっていると見えていたので、くるぶし下へ意識を変えるアプローチは、下半身のブレーキを外し、身体使いの割合を多くする処方箋と考えていました。


スコアメイクの要の経験値が必要なショートゲームやマネジメントは近くにいないので、打って見せてやることはできないのですが、ご自分で考えて取り組まれるようになったので今後もスキルアップが大いに望めます。


最後に、これガブちゃんにも聞いたと思いますが、パッティングの構えで無意識に右を向いてしまう(右を向くクセがある)のを簡単に直すための、効果的な練習方法とチェックポイントをご紹介します。


やっているものもあると思います。


ボールと目標を結ぶスパットを見つけます。


アドレスした状態のまま遠くのカップだけを見ると、体の向きのズレに気づきにくくなります。

やり方は

1.  ボールの前方 10〜20cm のところにある芝の模様や落ち葉、古いディボット跡などをスパット(小さな目印)として見つけます。

2.  まず 目標方向(カップとスパットを結んだライン)に対してフェースを真っ直ぐ合わせます。

3.  そのフェースの向きに完全に基準を合わせてから、最後に体(両肩・腰・足のライン)を平行に合わせます。

ポイントは遠くのカップではなく、すぐ足元や目の前の目印に合わせることで、体の向きの誤作動を防げます。


足元にアライメントスティックを置くやり方


自分の体の向きを視覚的に強制する最も確実な方法です。


やり方は

1.  ターゲットラインと平行になるように、足元(スパイクのつま先側)にクラブやスティックを1本置きます。

2.  もう1本を、ボールとターゲットを結ぶ線上(フェースの向き用)に置きます。

3.  右を向いてしまう人は、少し左を向いている(窮屈な感覚)が正しいスクエアであることが多いため、その感覚を体に覚え込ませます。


利き目を意識します。


右利きゴルファーの場合、右目をターゲットに向けて構えようとする本能から、無意識に体が右を向きやすくなります。

やり方は

1.  いつも通りに構えたあと、頭を動かさずに右目をパッと閉じて、左目だけでカップ方向を見てみます。

2.  右目が前にあることで視界が右にずれ、右を向きやすくなっていることが感覚として理解できます。

3.  ボールをセットする際、スタンスのラインがターゲットに対して平行になっているかを、胸や肩のラインを回して鏡やスマホ動画で確認してみましょう。


ティーを使ったフェース合わせ


やり方は

1.  パターのフェースを目標に向けて置いた状態で、ボールのすぐ両側(トゥ側とヒール側)にティーを挿してゲートを作ります。

2.  そのゲートに対してフェースを真っ直ぐ合わせる練習を繰り返します。

3.  これにより、そもそもフェースの向き自体が右を向いていないかを確認できます。


直すときのコツ


右を向くクセがある人が真っ直ぐ構えると、脳が左を向きすぎている(気持ち悪い・不安)と感じます。


最初は違和感がありますが、そのちょっと左を向いているような窮屈な感覚こそが、正しいスクエアだと信じて打つことが克服の近道です。


ボールの後ろから確認したりしないで、パッと構えて打つビリヤードドリルでしっかり当てれるとアドレスと打ち方が良くなっていると自己判断されてください!