2024年5月16日(木)は大学病院の受診日でした。

事前の検査は採血のみ。

採血は№9だったので、数分待ちでした。

 

担当してくれた方、いつもはみなさん上手で、

終わった後に「痛みなしでしたよ」と言うと、

喜んでくれたりしていましたが、

この日は針を入れる角度が悪かったのか、

痛みといきなりの出血が・・・。

それでも強引にやりますからね~。

 

もちろん大した痛みではありませんが、

上手な方が多い中、この人はちょっとダメと思いました。

後で押さえていた脱脂綿を外すと、

脱脂綿は真っ赤に染まり、刺したところも内出血!

 

最初は9:00予約の皮膚科でしたが、

8:45頃に1番で呼ばれました。

 

まずは蕁麻疹の近況を聞かれ、

4月中旬に京都へ旅行した時、

ずっと外を歩いていたのですが、

歩いている時は大丈夫でしたけど、

夕方、やれやれとホテルの部屋に入ると、

首の下辺りから肩にかけて痒くなってきて、

見てみると真っ赤になっていました・・・と報告。

 

その時は、もうすぐ夕食だし、

夕食後に飲む薬の中に抗アレルギー薬も入っているので、

それを飲めば大丈夫だと思ったのですが、

万が一、食間でひどい蕁麻疹が出た時に、

頓服薬として使える薬はどれか、

先生に確認しておきました。

 

頓服薬は痛み止めしか用意していませんでした。

朝昼晩の薬も、いつも日数分きっちりで、

何かハプニングがあった時のため、

余分に持って行くのが普通だとは思いますが、

いつも忘れてしまいます。

 

私の慢性蕁麻疹の原因は、

気温なのか、陽射しなのか、汗なのか不明ですが、

例年4月頃、気温が上がってくると活発になります。

 

先生は疲れている時は、

特に蕁麻疹は出やすくなるので、

注意して下さいとのことでした。

 

それから、毎年、今頃になると発症するのが汗疱。

いつもは指の皮が少し剥ける程度なのに、

今年はいきなり手の平の皮が大きく剥けてきたので、

ビックリして先生に確認すると、

これもやはり汗疱とのことでした。

 

皮が剥け始めると、いつもマイザーを塗っていますが、

保湿剤やハンドクリームも有効だと教えてくれました。

 

その他、いつものようにいろいろ診ていただき、

さあ帰ろうという時、珍しく先生から質問が・・・。

 

「京都のどこへ行かれたのですか?」

「宇治や石清水八幡宮、一休寺など南部です」

と答えると、先生はよくご存知の様子でした。

 

先生に聞いてみると、

昔、好きでよく京都を旅していたそうです。

この先生とは気が合いそう!と思いました。

 

続いて、9:00少し前に心外科の受付をしました。

予約は9:30で、待合廊下もがらがらでした。

 

いつもなら、9:15くらいに1番で呼ばれ、

いろいろな話をゆっくりするのですが、

今回は珍しく心外科のすべての先生が遅刻で、

結局、私が1番で呼ばれたのは10:30でした。

 

昔は大学病院というと、待つのが当たり前で、

こちらの病院でも心外科はよく待たされました。

教授が替わり、主治医も替わり、

とてもスムーズに受診できるようになりました。

 

ということで、珍しく遅かったので、

待合廊下も満員になっていましたが、

日本人は根気強いですよね。

こそこそと「遅いね~」という声は聞こえてきますが、

みなさん、静かにお待ちでした。

 

外でたくさんの患者さんが待っていたこともあり、

今日は無駄話(無駄な話はしていませんが)はしないで、

さっさと進めてもらおうと思っていましたが、

先生はいつもどおり、最近の体調伺いから始まり、

血圧手帳の確認、血液検査の結果説明、

予約取り、薬の処方と進めて行きました。

 

採血は、いつもは3本なのに、

この日は2本だったので、

もしかして血糖値は測定していないのかなと思ったら、

やはり代謝内科で詳しく調べているので、

この日は血糖値の測定はありませんでした。

 

代わりに、初めて「NT-proBNP」が測定してありました。

NT-proBNPとは心臓から分泌されるホルモンの一種で、

心臓の機能が低下して心臓への負担が大きくなるほど

血液中に多く分泌され、数値が高くなります。

 

心臓疾患を検出する方法としては、

心電図検査が広く行われていますが、

心電図検査だけでは 検出できない場合も多々あり、

心電図に現れていない「心不全の危険度」を知る目安となります。

 

基準値は125以下となっていましたが、

今回の私の結果は「8」で、

心不全の可能性は極めて低いという結果にホッとしました。

 

すでに大動脈弁輪拡張症で逆流も起こっているので、

徐々に心不全が進むんだろうなあと思っていましたが、

この結果が正しいのであれば、ひと安心です。

 

その他の項目は異常なしでした。

腎機能(クレアチニン)も正常だったので、

次回は予定どおり、造影CTを行います。