2025年4月12日(土)の東京の旅の続きです。
浅草寺のご朱印をいただいてホッとしたところで、
今度は本堂周辺を散策しました。
何しろ、お友達が「もんじゃが食べたい」と言ったので、
お店が開店する10:30までは時間を潰さないといけません。
ゆっくり腰掛けて休む所もなかったので・・・。

浅草寺六角堂

ご本尊は「日限(ひぎり)地蔵尊」。
お願い事に対し、日数を定めて祈願すれば霊験があるとか。


令和元年に再建された銭塚地蔵堂。

商売繁昌のご利益を求めて祈願する人が多いそうです。

傍らには「カンカン地蔵尊」が安置されています。
石で打って祈ると「カンカン」という金属音がすることが由来。
塩を奉納して祈願すると財福のご利益があるそうです。

三峯社(みつみねしゃ)

六地蔵石燈籠


一言(ひとこと)不動尊
願い事を一つに限って祈願すると叶うとのこと。

薬師堂は、1649年に徳川家光が建立しました。
毎月8日がお薬師さんのご縁日です。

淡島堂は、女人守護のお堂です。


淡島堂境内にはいろいろなものがあります。
こちらは「胎内くぐりの灯籠」。
子どもが灯籠の下をくぐると、
虫封じや疱瘡除けになると伝えられています。

上の写真の奥に写っている天水桶は、
太平洋戦争中、この中にご本尊を入れて、
地中深くに納めたため、戦火を逃れたのだそうです。
大平和塔

魂針(こんしん)供養之塔

新奥山と言われる所へ行きます。(マップの左下)
いろんな碑や像が並んでいます。

一番奥に見えるのは、歌人・戸田茂睡の墓。

半七塚碑
半七は、「半七捕物帳」の主人公の名前。

中国の霊獣「青蛙神(せいわじん)」像。
写真ではわかりませんが、前足が二本、
後ろ足の代わりに尻尾の足が一本伸びています。

喜劇人の碑と映画弁士塚

喜劇王・曾我廼家五九郎(そがのやごくろう)の顕彰碑

彼が主演した映画「ノンキナトウサン」が描かれていて、
彼が好きだった「群盲撫象」の文字もが刻まれています。


本堂の近くを一回りした後、いよいよ本堂へ。


すごい人ですが、何とか前まで進んでお参りして来ました。

天井絵は写真を反転したらわかりやすいですね。
中央が「龍之図」、両端が「天人之図」。

参拝が終わって振り返ると、
参道は人で埋め尽くされている感じでした。

五重塔は、1973年に再建された、
鉄骨・鉄筋コンクリート造りの塔です。

五重塔は地上面から建っているように見えますが、
実際は基壇状の建物(塔院)の上に建っています。


五重塔の近くには「鳩ポッポの歌碑」があります。


人も多くなって来たので、これで浅草寺の散策は終了し、
新仲見世通りにあるもんじゃ焼きの店に向かいました。

10:30開店だったので、このお店を選びました。
もんじゃ焼きのお店はいつも混んでいるということで、
開店15分前に行ったのですが誰もおらず、
結局、一番乗りで入店することになりました。

正直、あまり食べたいものがなくて困ったのですが、
結局、私はご当地メニューから「チャンポン風」を、
お友達は「もち明太子」を注文しました。

まずは私のから店員さんが焼いてくれましたが、
これ結構体力を使いそうです。

私のを食べないと次のを焼くことができないので、
お友達にも少し手伝ってもらって、
あとはお皿に全部移しました。
こちらは「もち明太子」ですが、餅は小さかったです。

私は明太子が嫌いなので、
頑張ってお友達に全部食べてもらいました。
1枚は1.5人分あるらしく、満腹になりました。
店を出てから、念願のもんじゃ焼きを食べた感想を
友達に聞いて見ると、とんでもない返事が・・・。
「もんじゃ焼きって、あんなのだった?
たこ焼きみたいなのじゃなかった?」
「それって明石焼きよね!!」
とツッコミたいところでしたが我慢して、
次の目的地へ向かいました。
(つづく)