2024年4月13日(土)、恒例の春の旅に出かけました。

京都や奈良は5月でも猛暑なので、

暑がりの私は少し肌寒いくらいのこの時期をいつも選択。

 

しかし!

今回は天気が良すぎて、気温もぐんぐん上がり、

2日間とも28~29℃もあり、嘘でしょ~という感じでした。

羽織り物は早々にキャリーバッグにしまい、

長袖のシャツの袖は捲り上げての散策でした。

 

さて、今回の旅は、

3/16に北陸新幹線が福井の敦賀駅まで延伸してから初めてで、

うまく乗り換えられるのか、ドキドキでした。

 

正直、今回の延伸は金沢人にとっては迷惑なだけで、

良いことは一つもありません。

これまで京都までは約2時間、乗り換えなしで行けたのに、

今は敦賀駅で乗り換えをしなければいけませんし、

新幹線に乗車ということで、料金も上がりました。

 

新幹線に乗ることで、

敦賀までの所要時間は短縮したものの、

敦賀駅での乗り換えに8分間とられるので、

結局、京都までは2時間あまりとほぼ同じです。

 

朝6:00、金沢始発の北陸新幹線「つるぎ」に乗車。

のんびりする間もなく、6:57に敦賀駅に到着。

 

3階のホームから1階に下りて、改札を抜けた後は、

床に「特急サンダーバード」はブルー、

「特急しらさぎ」はオレンジ色の誘導帯が描かれているので、

ブルーのラインに従って歩いて行くと、

自然と「サンダーバード」が待機しているホームに到着。

 

こちらの写真はWebから拝借しました。

 

 

8分間での乗り換えには間に合うとは思っていましたが、

始発の新幹線で混雑もなかったので、

私たちは3分ほどで乗り換えすることができました。

 

電車は定刻の8:02に京都駅7番ホームに到着し、

すぐに10番ホームへ向かい、

JR快速・奈良行きの電車に乗り込みました。

 

以前より、発車時間までに少し余裕があったので、

いつもは奈良行きの電車は外国人観光客で満員で、

空席を探すのに一苦労しますが、

この時は、出入口付近の折りたたみの席が空いていたので、

早々に席に着くことができてホッとしました。

 

すると、しばらくして、若い外国人女性が、

「この電車は伏見に行きますか?」と尋ねてきました。

お友達が立ち上がって、車内の案内表示を確認。

 

私は普通電車じゃないと停車しないとわかっていたものの、

なんと答えてよいか、英語が全く出て来なくて、

このまま友達に任せようと思っていたら、

最後に友達から「お願い!」と振られてビックリ!

 

本当に情けないことに、

とっさの英語が全く出てきません。

考えれば考えるほど中国語が出てきてしまいます。

 

仕方がないので「普通電車」は捨てて、

電車の外に出て、電光掲示板を指さしながら、

「ここは10番ホームだから、9番ホームへ行って下さい」

と伝えると、「OK!」と言ってくれたのでホッとしました。

 

ホームのことも「プラットホーム」と言ったけど、

英語でも「プラットホーム」なのかなあ・・・とか、

後になって、いろいろ考えましたが通じてよかった。

今後は少し英語も復習しようと思います。

私たち旅先でよく外国人に声を掛けられるんですよ。

 

数年前、奈良駅から法隆寺へ向かう電車の中でも、

若い中国人男性がやって来てスマホを見せられました。

「この電車は大阪に行きますか?」

と中国語を翻訳した日本語が表示されていたので、

中国語で「そうです」と答えました。

電車が「難波」行きとなっていたので、

漢字がわかる中国の方でも心配だったのでしょうね。

 

英語を話さなければいけない所に

旅する予定はありませんが、

いま、金沢駅も外国人観光客が多いですしね。

でも、下手に英語を話すと、

さらにいろいろ聞かれそうで・・・それは困る!(笑)

 

さて、8:16に京都駅を出発した快速電車は、

8:33にJR宇治駅に到着し、

大半の方がここで下車しました。

私たちも今回の最初の目的地は宇治でした。

 

 

改札を抜けると、目の前のコインロッカーに荷物を預け、

早速、駅前から宇治橋商店街の中を通って

平等院に向かいました。

みなさん、向かう所は同じですね。

 

 

この商店街、朝はこんな感じで人も車もいませんが、

日中は外国人を中心に人で溢れています。

JR宇治駅から平等院までは、

徒歩10分ほどの距離です。

 

 

今回の宇治旅は、友達のたっての希望でした。

コロナが流行し始めた頃に宇治旅を計画していましたが、

だんだんコロナが蔓延してきて、

万が一、旅行に行って感染でもしたら、

村八分のようにされる時期だったので、

やむを得ず旅行は中止し、ホテルもキャンセルしました。

 

コロナも落ち着いて、

友達がやはり宇治に行きたいと言うので、

再度、計画を立て直しました。

 

私の親友が中学2年からずっと宇治に住んでいたので、

私はこれまで何度か宇治に遊びに来ています。

 

ここ数年、奈良旅を続けていますが、

いつも快速電車に乗ると、

宇治でほとんどの人が下車するのを見ていましたし、

いま放送されている大河ドラマも紫式部が主人公だし、

人混みが嫌いな私は正直なところ、

宇治には行きたくないなあと思っていました。

 

でも、いつも私の行きたい所に付き合ってくれている友達なので、

今回の旅では、1日目は宇治をのんびり散策し、

2日目は私が希望する所へ行くこととなりました。

 

(つづく)