2023年10月29日(日)になりました。

午後には兄は和歌山へ帰らなければいけません。

 

前日は長距離運転をしたのだから、

出発まで家でのんびりすれば・・・と思いましたが、

じっとしている兄ではありません。

 

そして、この日は金沢マラソンの日で、

金沢市内のあちこちで交通規制が行われる予定でした。

我が家の近くも8:30すぎには通行止めになりそうだったので、

8:00すぎに兄と自宅を脱出して、

とりあえず小矢部の道の駅へ向かいました。

 

こちらが「道の駅メルヘンおやべ」。(写真は拝借しました)

お隣に三井アウトレットパークができたので、

昔ほどの集客はありませんが、

ここで乾物や昆布のお餅などを購入。

 

 

本当は別のものが欲しくて行ったのですが、

残念ながら売っていませんでした。

 

そして、ここまで来たのならと、

2022年12月3日に兄と高岡めぐりをしたときに、

残念ながら冬季閉鎖で行けなかった

二上山万葉ラインをドライブすることにしました。

 

この辺りの地形を見ると、海岸近くまで山が迫っています。

元旦の大地震の時に、この富山湾沿いの地域、

氷見市や高岡市伏木地区も大きな被害がありました。

もしかしたら、この二上山万葉ラインも・・・。

 

 

兄も私も初めて走る道です。

前日に奈良奥山ドライブウェイを走ってきているので、

同様な感じで向かったのですが・・・。

 

 

 

 

二上山万葉ラインは、

標高約274mの二上山の山並みを巡る

約8kmのドライブコースです。

 

 

この二上山万葉ラインの道路には、

見てのとおり、センターラインが引かれていますが、

もともと道幅が狭いところに無理矢理引いている感じで、

センターラインをはみ出さないように端の方を走っていると、

カーブの先で突然、歩いている人が現れてドキッとします。

 

 

この日は日曜日で、お天気もよくなってきたので、

お散歩やハイキングを楽しんでいる人も意外に多く、

対向車にも歩いている人にも気を付けなければならない

あまり楽しくないドライブコースだとわかりました。

 


晴れた日には立山連峰から能登半島までの

景観が見渡せる絶景スポットらしいのですが・・・。

 

 

山頂付近には展望台があり、

高岡市の町並みを一望できます。

昼間に眺める景色より夜景のほうがきれいかも!

 



また、道沿いには守山城跡、平和観音像、

大伴家持像、仏舎利塔、万葉植物園、

二上山キャンプ場などの観光スポットも点在しており、

多くの人々が訪れています。

 

 

なかでも人気スポット「平和の鐘」には、

重さ11トンもの大梵鐘があり、

誰でも自由に鐘をつくことができます。

 

 



二上山は桜や紅葉の名所としても知られており、

春にはソメイヨシノなどが咲き誇り、

秋は赤や黄色に染まった紅葉が山を染め、

四季の自然を楽しみながらのドライブは最高!

と書いてありましたが、運転には注意が必要です。

 


二上山万葉ラインが通る「二上山公園」は、

能登半島国定公園の一部となっています。

二上山は古代から神の山として崇められており、

万葉歌人大伴家持にも愛され、

二上山周辺に関わる多くの歌を残しています。

 

 

今回は平和の鐘と展望所のみ立ち寄り、

あとは気を付けながら、さっと通り抜けしました。

 

この後は、小矢部市内に戻り、

朝食を食べていない兄のため、11:00の開店と同時に、

台湾料理の福来順に一番乗りしてきました。

ここは駐車場も広いので便利です。

 

 

店内も広くて、大きな声の元気な店員さんが迎えてくれます。

メニューも豊富で、ランチなどセットものはリーズナブル。

私たちはいつものように一品料理を注文。

 

海鮮と野菜の塩炒め

 

 

桜エビのチャーハン

 

 

メニューには「野菜と春雨炒め」と書いてあって、

ビーフンはよくあるけど、春雨は珍しいと思って注文しましたが、

店員さんが「野菜とビーフン炒め」と言って置いて行きました。

やっぱりね・・・と思いました。

 

 

これの料理名はなんだったかな?

中国ではよく「家常豆腐」なんて言ったりしますが、

台湾風豆腐煮込み・・・みたいな名前だったと思います。

揚げたての豆腐を煮込んでいるので、

外側がパリッとしていて、中はヘルシーな豆腐。

私が先に「辛いですか?」と聞いたので、

たぶん、普通より辛くない味にしてくれたのだと思います。

 

 

お皿が二重になっていますよね?

最初に入れたお皿が思ったより小さくてこぼれそうだったので、

大きめのお皿を下に重ねたのですが、

「これ大きさ間違えた・・・」とカタコト日本語で言うのが面白くて、

このお店ではいろいろと楽しませていただきました。

 

味も悪くなかったですし、量も二人で食べるには多いので、

値段的にはとてもお得な感じでした。

また行きたいなあと思っているのですが、

なかなか小矢部に行く用事もないので残念!

 

この後、津幡町の「道の駅 倶利伽羅塾」など、

あちこち買い物に寄り道して帰りました。

その頃にはマラソンの道路規制も終了していて、

帰宅後、すぐに兄は和歌山へ帰って行きました。