2023年10月27日(金)は年休を取って旅に出ました。

6:45金沢発のサンダーバードに乗って京都へ。

途中、福井駅で急病人の対応があったのと、

福井県の山間部が濃霧のため徐行運転だったため、

京都の到着は、予定より15分遅い9:10となりました。

 

当初の予定では、9:10の奈良行き普通電車に乗車するつもりでしたが、

予定変更を余儀なくされ、9:28の普通電車はスルーして、

9:37発の「みやこ路快速」に乗ることにしました。

もともとこの快速に乗りたかったので、ラッキーでした。

 

42分待ちはさすがに長いので普通電車に乗ろうと思ったのですが、

結果として、目的地の到着時間は7分遅れただけでした。

これまで奈良旅では、いつもこの快速を利用していますが、

これまでは乗り換えが10分ほどで、私たちがホームに着いた頃には、

電車はすでに満員で立っている人もいっぱいな状態でした。

 

今回は、初めて快速がホームに入ってくるのを待つことになり、

快速は15分前にホームに到着しました。

待っているときは、各出入口に4~5人が待っている感じで、

私の前にも男女2人ずつの4人のグループが待っていました。

 

一見日本人ですが、言葉は中国語、中国の方々でした。

台湾の方は、きれいな標準語を話す人が多い印象ですが、

みなさんは少し癖がある中国語を話していたので・・・。

さすがに声を掛ける勇気はありませんでしたけど。

 

ということで、これまで何度もこの快速に乗りましたが、

好きな場所を余裕で選んで座れたのは初めてでした。

 

そして、発車するまでの間、何度も車内アナウンスがあり、

日本語、英語、中国語、韓国語の

途中停車駅の案内を初めて聞きました。

 

東福寺、六地蔵、宇治、城陽、玉水、木津・・・。

このような地名を中国語で初めて聞いて新鮮でした。

城陽は全く知らない地名なので、

発音を聞いても漢字が思い浮かばなかったです。

 

発車する頃には、座席はすべて埋まり、

ドア付近にたくさんの方が立っていました。

ほとんどが外国の方です。

日本人を探す方が難しい感じでした。

 

そのほとんどの方が宇治で下車し、

その後は外国人と日本人が半々くらいになりました。

 

そして、10:14に木津駅に到着し、私も下車しました。

駅前に出ると、そこには陶芸をしているお友達が・・・。

去年の3月以来の再会となりました。

 

今回も、車を運転して下さったのはお母様。

車は「あずき色」聞いていたので、すぐにわかりましたが、

途中で伺った話では「黒だと思っていた・・・」とのこと。

思わず笑ってしまいました。

 

前回は、駅から自宅へ向かい、

それから和歌山の兄が迎えに来るまで、

1時間あまりしか滞在できなかったので、

今回は前乗りして、ゆっくり時間を取りました。

 

すると、「どこか行きたい所はないですか?」と事前に尋ねられ、

実は以前から気になっていた山寺がありましたが、

ここ数年、修復工事をしていたのと、

公共交通機関で行こうとしても、

コミュニティバスは山の麓までしか行かず、

お寺までは急な山道を1km、約20分歩くことになり、

私には無理だな・・・と諦めていたお寺だったので、

そのお寺の名前を話すと、

意外にもお二人とも行ったことがないとのこと。

 

ということで、この日はまず三人で、

そのお寺に向かうことにしました。

何でも、わざわざ前日、道路の下見に行って下さったとか。

 

 

良いお天気に恵まれてよかったです。

 

 

 

後部座席から「昨日、こんな所通ったっけ?」というお友達の声が・・・。

 

 

きれいな茶畑が見えて来ました。

 

 

私はきれいな茶畑が大好きなのですが、

中国福建省の茶畑は飽きるほど見てきましたけど、

日本の茶畑は初めてで感動しました。

 

 

しかし、この後、道はどんどん狭くなっていき、

とうとう突き当たりに小さな鳥居が見えたかと思うと、

そこで行き止まりとなってしまいました。

これは別の場所ですが、こんな感じの鳥居が立っていました。

 

 

Uターンする場所は道の脇にあった急勾配の小さな空き地のみ。

このままバックで下がった方がよいのかなあと思っていたら、

ベテランドライバーのお母様は、

細かく何度も何度も切り返し、急勾配の空き地ですから、

途中、私が乗っている助手席が下になって傾き、

重い私のせいで横転するのではと思うほどハラハラしましたが、

無事にUターンすることができ、いま来た道を戻って行きました。

 

 

お寺の看板が見えて来ました。

 

 

 

 

私の旅にハプニングはつきものなので、

やっぱりね!という感じでしたが、

自分がケガをすることも多い中、今回は無事でしたよ(笑)。

 

次回は、このお寺をご紹介します。

 

(つづく)