2023年4月15日(土)の奈良の旅の続きです。

 

10:50頃に馬見丘陵公園を出発し、今度は東へ移動。

日本最古の道と言われる「山の辺の道」方面へ。

三輪山の麓から春日山の麓へと、

奈良盆地の東の山裾を縫うように続く古道です。

 

地図で調べていた時、偶然目に入った「御陵餅本舗」。

「御陵餅」ってどんな餅?

花より団子の私は、気になってさらに詳しく調べると、

美味しそうなお餅が人気のようなので行ってみました。

 

 

国道169号線沿い、大きな崇神天皇陵の向かいにある

創業40年の和菓子屋さんです。(天理市)

馬見丘陵公園から約35分で到着しました。

 

 

事前にGoogleのストリートビューで調べたら、

店舗の隣に駐車場のようなスペースがあったので、

そこに駐車したら、「ここは御陵餅本舗の駐車場ではない」

という張り紙があり、慌てて移動することに。

仕方なく、お友達を車に残して、私だけ買いに行きました。

 

 

店に入ると正面にガラスの商品棚、右側に作業場が見えます。

こちらの名物は前方後円墳の形をした御陵焼餅。

 

 

表面を軽く焼いた柔らかい餅の中には

北海道産小豆を使用した上品な甘さのつぶ餡が入っています。

白とよもぎの2種類あって、二人ともよもぎが好きなので、

よもぎを2個と、二人で味見をしようと白も1個買いました。

 

 

添加物は一切使用していなくて、賞味期限は翌日まで。

買った直後に早速白いのを半分こして試食してみましたが、

そんなに甘ったるくなく、何個でも食べられそうでした。

 

よもぎは、結局、翌朝に食べることになったのですが、

あまりの柔らかさにビックリしました。

 

それから、お腹が空いた時に食べようと、

小ぶりな、醤油味のみたらし団子も1パック買いました。

こちらは夕食になったのですが、すっかり固くなってしまったけど、

レンジをかけに行くのも面倒だったので、そのまま食べました。

醤油味なので、ごはん代わりにピッタリでした。

チンすれば、もっと美味しくいただけたと思います。

 

 

続いて、さらに国道169号線を5分ほど南下すると、

奈良出身のお友達が旅行前に勧めてくれた三輪素麺のお店

「千寿亭」に到着(11:45)。

 

 

友達から勧められる直前に、

いつも録画している「奈良ふしぎ旅図鑑」でも

ちょうどこのお店が紹介されていたのでビックリしました。

 

三輪素麺は極細で美味しいです。

以前、東大寺近くのお店でも三輪素麺のランチを食べました。

今回は、ちょっと肌寒い日だったので、

二人ともにゅうめんを注文しました。

 

お友達は、「きのこのにゅうめん」。

写真ではちょっとわかりづらいですね。

 

 

私は冬のメニューで、もうすぐ終わりと言っていたので、

「ごぼうと桜エビのかき揚げにゅうめん」にしました。

写真ではわかりませんが、たっぷりの具材の下に、

極細の三輪素麺がきれいに折り畳まれて入っています。

少し甘めの醤油ベースのやさしいお味でした。

 

 

この後、私たちは三輪素麺の発祥の地でもある大神神社へ。

千寿亭から車で5分くらいの距離ですが、こちらは次回ご紹介します。

 

 

国道169号線から次の交差点で左折すると大神神社ですが、

交差点近くに大神神社の大鳥居が立っています。

 

 

 

大神神社を参拝した後、大神神社の大鳥居の脇にある

「白玉屋榮壽」という和菓子屋さんに寄りました。

 

 

地元の人は大神神社参拝のお土産に必ず買うようですが、

こちらの名物が「みむろ最中」です。

この最中のことを教えてくれたのも奈良出身のお友達です。

ここからの写真は拝借しました。

 

 

いつも奈良のお土産は決まったお店のお菓子ばかりだったので、

今回はこちらの最中を職場にも持っていくことにして、

全部で30個、バラで購入しました。

これもレンタカーだからこその買い物です。

 

買った時は気付いていなかったのですが、

夕方ホテルの部屋に着いてから箱を開けてみると、

こちらの写真は10個ですが、こんな感じで立詰めに、

しかも個包装なしの裸ん坊の姿で入っていたのでビックリ!

 

 

小ぶりな最中なので、一度に食べる量としてはちょうどよく、

甘さも控えめな感じで食べやすかったです。(1個120円)

 

 

この最中の日持ちは一週間なのですが、

4日目くらいに食べても、皮は崩れることなくしっかりしていて、

全く湿ってもいません。

裸ん坊で売るくらいなので、皮には自信があるのでしょうね。

奈良駅2階のお土産ブースでも見かけましたよ。

ぜひ食べてみて下さい!

 

(つづく)