2022年12月2日(金)の朝7:30頃、

和歌山に住む上の兄が帰って来ました。

私は6:20には家を出てしまうのですれ違いでしたが、

私も午後からお休みをいただき、早めに帰宅。

 

お天気は朝から雨で、止みそうになかったので、

午後、整形外科のリハビリに行く時も上の兄が送迎してくれました。

そして、早めに夕食を済ませ、翌朝の食事の準備が終わると、

18:00頃、上の兄と2人で家を出発。

 

向かったのは富山県との県境近くにある倶利伽羅塾。

我が家から車で40分ほどの所にあります。

 

 

今回は12月ということで、旅の予定は立てていなかったのですが、

10月に富山県高岡市内にある勝興寺さんの

本堂等が国宝に指定されたというニュースがあった時に、

兄にも地元の情報発信だけのつもりでメールしたのですけど、

意外にも兄が興味を持ち、「今度そこ行こう!」となったのでした。

 

そして、コロナ禍ではありますが、全国旅行割が再開され、

兄は何の相談もなく、「倶利伽羅塾、予約したよ!」と事後報告。

 

それじゃあ、一緒に行くのだから、私も予約しないとということで、

最初は「楽天トラベル」で検索しましたが、

すでに割引が上限に達していて通常料金だったので、

今回は初めて「じゃらん」を利用しました。

 

洋室シングル、素泊まり、1泊 5,000円ですが、

旅行割で3,000円となり、当日ワクチン接種券を受付で見せると、

平日なので3,000円の観光クーポンがもらえ、

実質0円で泊まることができました。

写真はwebより拝借しました。

 

 

倶利伽羅(くりから)塾は、過去に何度か来たことがあります。

私のイメージでは「お風呂に入れる施設」という感じで、

小さい売店はあったものの、あまり欲しいものはなかったのですが、

ここ津幡(つばた)町は私の大好物・まこもの産地なので、

まこもの時期に買いに来たこともありました。

 

でも、しばらく来ない間に、いつの間にか道の駅になっていまして、

売店の売り場もコンビニ並みになっていましたし、

新鮮野菜、ご当地名産品、一般食品、花鉢など品揃えも豊富。

血糖値が高くなければ、買いたい物もいくつかありましたが・・・。

 

 

倶利伽羅塾で一番有名なのが源平の湯です。

別府温泉(湯の華)の湯質感を再現した自然派の人口温泉。
お湯は無色透明のアルカリ性で肌への刺激も少なく、

皮膚の表面を軟化させ、

古くなった角質や余分な脂質を洗い流してくれるので、

肌はすべすべして”美人の湯”と言われているそうです。

 

やさしく柔らかい湯質は、体に対して刺激が少ないので、

赤ちゃんからお年寄りの方まで安心して入浴できるということですし、

なんと言っても入浴料が、大人350円、小人200円というのは、

今の銭湯より安いですよね。

 

地元の方もたくさん入浴に訪れていましたが、

21時以降は宿泊客だけになりますから・・・と言われました。

今回、こちらを予約するまで、

ここに宿泊できることを知らなかったのですが、

果たして、どれくらいの方が宿泊されていたのかな。

 

こちらが私が利用した部屋です。

シンプルですけど、使いやすかったです。

 

キャリーバッグの向かいのドアを開けるとトイレ・洗面所になりますが、

バス・トイレ・洗面が狭い所に一緒になっている

ビジネスホテルがよくありますけど、

ここは温泉があるのでシャワールームとトイレ・洗面があり、

しかも、トイレ・洗面スペースは広くてよかったですよ。

 

 

大きめのテレビの上には空調がついています。

お布団もホテルのようにシーツがベッドに挟まっていないので、

お家で寝ている感覚で寝られました。

私は電気は明るいのが好きなので、ここはよかったですよ。

 

 

19:30頃、やっと落ち着いたので、

津幡に住む親友(いつも一緒に旅をしている友達)に、

「着いたよ~」とメールすると、

「今から行ってもいい?」ということで、

その後、10分ほどで本当に友達はやって来ました。

 

そして、換気のため、寒いロビーで21:00頃までおしゃべりしていました。

素泊まりということで、翌朝のパンなども差し入れしてくれましたよ。

本当にやさしいお友達です。

 

翌朝は7:15に倶利伽羅塾を出発する予定で、

7:00すぎにはチェックアウトしました。

 

12月3日(土)は、12月の北陸としては奇跡的な晴天に恵まれましたが、

そんな日は必ず放射冷却になります。

しかも、倶利伽羅は山沿いにありますから、かなり冷えていて、

兄の車のフロントガラスも真っ白に凍っていました。

 

氷を溶かして、いざ、高岡へ向けて出発!

太陽もこれから顔を出す感じでした。

 

 

最初の目的地は8:00に開門。

それに合わせて、ナビを頼りに走ります。

 

 

ちなみに高岡の場所は地図でご確認下さい。

赤い点線で囲まれたところ。

 

 

金沢から富山湾に向かって走る感じですが、

途中、県境は山越えとなり、先日の大雪の時も、

この辺りの高速道路と国道がWで通行止めになっていました。

 

まずは、北陸では珍しい臨済宗のお寺に向かいます。

 

(つづく)