旅行2日目、2013年12月13日(金)の旅の続きです。
続いて訪れたのは、故宮博物院に行く時に一度前を通った
こちらの「忠烈祠」です。
ガイドさんは「日本の靖国神社」のような所と表現しましたが、
中華民国成立に犠牲となった革命烈士、
抗日戦争や国共戦争で亡くなった33万人の兵士が祭られ、
大殿内の四方には烈士の位牌が置かれています。
主要建築は北京にある故宮の太和殿をまねて1969年に作られ、
雄大かつ壮麗な雰囲気は、義のために自己を犠牲にした
英雄たちの精神を象徴しています。
今回のツアーでは、大殿内の見学や参拝はなく、
時間を気にしてやって来たのは、
1時間毎に行われる衛兵の交代式を見るためでした。
ご存知のように台湾には1年間の徴兵制度があり、
この門の下で微動だにせず立っていた衛兵もみな19~20才。
お友達はずっと人形だと思い込んでいたくらい、
蝋人形のように全く動きません。
触ってはいけませんが、一緒に写真を撮るのは可能。
私たちが到着した時は、すでに大殿の方で交代式が始まっていて、
慌てて大殿の前へ移動しました。
衛兵は陸軍、海軍、空軍の三軍から選び抜かれたエリート兵で、
4ヶ月ごとに変わるらしく、
少なくとも3ヶ月間の訓練を積んでいるとか。
大殿の前で一通りのことをやった後、
門の方へ向かって参道を少しずつ行進しますが、
片足を上げれば数秒間停止、下げたらまた停止・・・と
門まで来るのにけっこう時間がかかります。
ということで、一足先に門の近くへ戻り、
今度は彼らの到着を待つことに・・・。
大殿から歩いてくる衛兵ばかりを見ているわけにはいきません。
今度は門の下に立っていた衛兵が動き出しました。
ここで友達は、人形ではないとようやく納得してくれました。
腕に付いていた紋章を見ると海軍なのかなあと想像。
違っていたらごめんなさい。
門の下の衛兵と合流したところで、
この門の前で交代式が始まりました。
実弾が入っているかどうかは定かじゃありませんが、
銃を掲げたり、下ろしたり、交えながら、
足や手も同時に機敏に動かし、カッコイイですよ!
銃を動かす度にカシャンカシャンという音が
静かな空間に響き渡ります。
何を隠そう、いや隠してはおりませんが、
私は制服フェチなので、こういうのが大好きなんです。
交代式が終わり、門の下に向かっていく衛兵が見えます。
あとの人は門の横にある建物に入って行きました。
ということで、観光客のために
1時間毎にこのような交代式を見せています。
この日は小雨が降ったり止んだりだったので、
ちゃんと見せて下さいましたが、
悪天候だとお休みすることもあるそうですよ。
実は動画も撮ったのですが、
編集アップするのが面倒だったので、
一人で楽しみたいと思います・・・(笑)。
(つづく)