2013年4月20日(土)の能登七福神霊場をめぐる旅、
いかがでしたでしょうか?
はっきり言って、マニアックですよね?
何か思うところがあって、七福神めぐりをしたいとか、
とにかく、神社仏閣が大好きだから・・・とか、
何かきっかけがないとできない旅だと思います。
姉さんも、一緒に行った高校時代のお友達も、
寺社巡り・・・と言うよりは、寺社がある雰囲気が好きで、
今回も田舎の小さなお寺ばかりでしたが、
どこへ行っても静かで、空気がよくて、落ち着きました。
お友達も、仕事でストレスを溜めているみたいなので、
今回の旅を楽しみにしていてくれたみたいです。
今回訪れた7つの霊場は、すべて曹洞宗の寺院でした。
はっきり言って、姉さんは宗教にはあまり関心がありません。
ただ、日本人ですから、小さい頃から慣れ親しんだ環境から、
やはり仏教がいちばんしっくりくるだけのこと。
宗派もたくさんありますが、
一昨年、父が亡くなった時にも浄土真宗で葬儀を行っていたので、
我が家は浄土真宗なんだなあ・・・くらいなものです。
ただ、北陸と言えば、福井の永平寺、輪島の総持寺といった、
曹洞宗の大本山があり、昔からよく訪れていましたし、
近所には大乗寺もあることから、
曹洞宗のお寺には、とても親しみを覚えます。
今回訪れた7つのお寺は、こぢんまりとしたお寺でしたが、
それぞれによい雰囲気があったと思います。
そして、七福神めぐりの記念として、
下のような色紙が販売されていて(400円)、
最初から、七福神とお寺の名前は印刷されています。
そして、それぞれのお寺でこの色紙を渡すと、
御朱印を押して下さいます。(各300円)
残念ながら、姉さんは7ヶ所すべて回ってきたものの、
1ヶ所だけお留守で御朱印がいただけなかったので、
満願とはならず、上のような色紙になってしまいました。
普通は、最後の7ヶ所目のお寺で、
その日の日付と満願達成・・・みたいなことを書いて下さるようで、
今回達成できなかった姉さんには、
また来てちょうだいねと仏様がおっしゃっているのだと思います。
実際に、再度訪れて、ゆっくり散策したいお寺がいくつもあるので、
いつになるかわからないけれど、
ぜひまた誰かを誘って能登へ足を運びたいと思います。
こちらは、色紙入れの袋です。
この日は本当に季節外れの寒い日で、
途中見かけた道路の温度計は、どこも1桁でした。
お寺を訪れても、観光客はもちろんのこと、
近所の人、お寺の関係の人の姿もなく、
ひっそりと静まりかえった境内ばかりでしたが、
呼び鈴を押して出てきた下さった住職さんたちは、
突然訪問した私たちを温かく迎えて下さいました。
お寺、寺宝、七福神などのお話を易しく語って下さった他、
「どこからいらしたの?」と尋ねられ、
本当はどこか遠くの土地だったらよかったのかもしれませんが、
「金沢からです」という答えにも「ようこそ」と言って下さり、
また「大乗寺の麓なんですよ」と答えると、
同じ宗派の関係するお寺さんということで、
お話が盛り上がったこともありました。
姉さんのお友達、親しくなる方、お住まいは金沢なのですが、
実家が能登という人が圧倒的に多く、
何でしょう、能登の人柄に惹かれるのでしょうかね、
今回も初対面の人たちばかりでしたが、
みなさん、温かく迎え入れて下さいました。
みなさんも、ぜひ金沢だけでなく、
能登にも遊びに来て、能登の人々の温かさに触れて下さいね。
(おわり)